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シャープ、座ると心身の健康状態を測れる「健康コックピット」を2015年度に事業化

 大下 淳一=日経デジタルヘルス

出典:日経デジタルヘルス 2014年12月4日(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

座ると体重を計測。右手の指で脈波を測り、左腕に血圧計。
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記者も脈波センサーを試してみた
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ストレス度、ストレス対応力ともに「普通」との結果
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 シャープは、座ると心身の健康状態を測れる「健康コックピット」を「SEMICON Japan 2014」(2014年12月3日~5日、東京ビッグサイト)に参考出展した(関連リリース)。一般企業やサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)ベンダーなどから引き合いがあるといい、既に数施設で試験導入が始まった。企業やフィットネスクラブ、ドラッグストア、介護施設などによる採用を見込んでおり、2015年度前半に事業化する計画だ。

 健康コックピットは、飛行機のプレミアムシートをイメージした、モニターを備える椅子型の健康管理機器。「体重(BMIで表示)」「血圧」「脈拍」「ストレス状態」「血管の健康度(硬さ)」などを測定でき、モニターに結果を表示するとともに“総合点”で健康度を評価する。血圧はContinua Health Alliance規格に準拠したBluetooth機能付き血圧計(エー・アンド・デイ製)で測り、脈拍とストレス状態、血管の健康度は脈波センサーで測る。

 脈波センサーには、ユメディカの協力を得て開発した独自アルゴリズムを搭載。近赤外光(670nm付近)で測る脈波の波形を基に、周波数解析で自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを割り出してストレス度を算出し、時間(脈拍の間隔ばらつき)解析からストレス対応力を算出する。さらに、脈波波形の微分演算によって脈波の伝搬速度を算出し、動脈硬化の指標となる血管の硬さを推定する。

 測定結果は、シャープのクラウドサーバーに蓄積。医療機関などの「パートナーと組み、解析結果を返していく仕組みを構築したい」(シャープ 新規事業推進本部 本部長の山崎公人氏)とする。例えば、測定結果をデータベース化し、医師やカウンセラーと利用者がモニターを介した双方向のコミュニケーションを行うといったヘルスケアサービスを想定している。2014年11月からシャープ社内の事業所にも導入しており、「使い勝手やデータ管理の方法、商用化バージョンの設計などについて検討を進めている」(同氏)という。

この記事は、日経デジタルヘルスからの転載です。

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