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「みんなで歩いて健康になろう」 歩行記録をチームで共有するソーシャルサービスを長浜市で実証

 大下 淳一=日経デジタルヘルス

出典:日経デジタルヘルス 2014年10月15日(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

みんなで歩いて健康に!
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「てくペコ」の概要
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 立命館大学 情報理工学部 教授の野間春生氏と京都大学大学院 医学研究科 教授の黒田知宏氏、近畿大学 理工学部 講師の多田昌裕氏らの研究グループは、滋賀県長浜市と共同で、健康づくりを促すソーシャルシステム「てくペコ」の実証事業を「第1回 みんなで一緒にながはま健康ウォーク」(2014年11月1日~12月10日、長浜市)で実施する(リリース関連サイト)。

 野間氏らの研究グループでは、運動が苦手な人に向けて、運動をゲーム化し、そのゲームを楽しむ過程で運動習慣が自然と身につく、行動変容を働きかけるシステムとして「てくペコ」の開発を進めている。てくペコでは、参加者が歩いた距離をスマートフォンで記録し、その結果を複数人のチームで共有。お互いが励まし合いながら目標距離の完歩を目指す。

「遠方の人も参加できます」

 今回はその実証事業として、長浜市の「健康ウォーク」にてくペコを提供する。健康ウォークは各チームのメンバーが各自で10日間継続して歩き、その合計距離の目標達成を目指すイベント。5人チームが合計200km、3人チームが合計120kmの完歩に挑む。

 参加者はてくペコと、歩いた距離を測る専用スマホアプリを使い、いつでもどこでもチームメンバーと歩行記録を共有できる。歩く場所や時間は自由。「頑張って歩いた」距離だけでなく、毎日の生活の中で歩いた距離もカウントする。チームが一丸となって完歩を目指すとともに、目標達成チームは抽選で景品を獲得できることをモチベーションとして、思わず運動したくなる気持ちを参加者に喚起する。

 長浜市が同市民を対象に実施した調査によれば、徒歩10分で行けるところへ出かけるとき、徒歩や自転車で出かける人は20~64歳の男性で48.8%、女性で55.7%、65歳以上で男性68.2%、女性で73.8%にとどまり、近距離でも車などを使う人が多いという。長浜市役所 健康福祉部健康推進課 参事官の鵜飼康治氏はリリース文に、今回の取り組みを「家族や友達、近所で一緒に歩くきっかけづくりにしてほしい」とコメントを寄せている。また、野間氏は「実証事業を通じて市民のみなさんに健康なってほしい。てくペコを世の中に広げ、コミュニティや社会の健康維持を実現したい」とコメントしている。「長浜市に赴かなくても参加できるので、ぜひ全国から参加してほしい」(黒田氏)。

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