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エボラ、米国の疑い例2例目は陰性

1例目は死亡、経過観察中の48人に異常はなし

 三和 護=日経メディカル

出典:日経メディカル 2014年10月10日(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 米国で2例目となるエボラウイルス疾患(エボラ出血熱)の疑い例は、検査の結果、陰性だったことが分かった。入院先のTexas Health Presbyterian Hospitalが現地時間の10月9日に発表した。

 2例目の患者はテキサス州ダラス郡保安官事務所に勤務する副保安官で、米国で確認された1例目の患者とは接触歴がなかったが、この患者が滞在していたアパートを職務で訪れていた。

 病院の発表によると、疑い例2例目の患者は、現地時間の10月8日午後、エボラウイルスへの曝露の可能性を病院に連絡した後に、同病院の救急治療室に入院した。診察の結果、患者には発熱、嘔吐、下痢などの初期段階のエボラ出血熱の症状が認められず、エボラウイルスの検査の結果は陰性だった。患者は10月9日夕刻に退院した。

 同じ病院で治療を受けていた米国で初めて確認された患者は10月8日朝、死亡した。病院は声明を発表。患者の死を悼むとともに、人種や経済的背景から米国人患者の場合の治療と差があったのではないかなどとする批判に対しては、完全にこれを否定した。また、開発中の抗ウイルス薬であるBrincidofovirを含む治療を行ったことも明らかにした。

 なお、米CDCによると、10月9日現在、最初の患者と接触歴のあった10人と接触の可能性のあった38人の計48人が経過観察を受けている。これまでのところ異常は認められていないという。

この記事は、日経メディカルからの転載です。

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