日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > 病院で受ける検査事典  > おもながんの検査  > 白血病

おもながんの検査

白血病

はっけつびょう

手順

①血液検査(血球数、白血球分類、白血病細胞の検出など)

  ▼

②骨髄穿刺/染色体分析

 白血病は造血器のがんの代表であり、かつては不治の病とされていましたが、近年では抗白血病薬や抗がん薬による化学療法や骨髄(こつずい)移植の進歩によって治癒する例も増えてきています。

●おもな症状

 急性白血病では倦怠(けんたい)感、発熱、貧血症状、血小板の減少による出血傾向がおもな症状。とくに特徴的なのが出血傾向で、皮下や歯茎(はぐき)、消化管、女性器などから出血しやすく、また止まりづらくなります。

 慢性白血病ではそれほど症状は出ませんが、脾(ひ)臓がはれることが特徴的です。

血液検査で異常な細胞をみつける

 まずは血液検査が重要です。一般的に白血病では、白血球が増えて赤血球と血小板が減ることが多くなります。次に、どのような白血球が増加しているかを調べて(白血球分類)、未成熟な細胞や異常な細胞が検出されると、白血病の疑いが高まります。

 さらにくわしく調べるために、腸骨または胸骨に針を刺して骨髄液を採取し、そこに含まれる白血球の形態を調べます(骨髄穿刺(こつずいせんし))。

国際基準によって診断

 これら一連の検査で、どのような種類の白血病であるかを確定していきます。以前は分類するにあたって、担当医によりかなり個人差があって統一基準が得られづらい面もあったのですが、近年ではFAB分類という国際的な基準が定着しています。これは、いろいろな染色法を用いて細胞の特性を調べ、それによって細胞の由来(顆粒(かりゅう)球系かリンパ球系か)を知ることで分類するものです。

 また、モノクローナル抗体というものを使った細胞表面マーカーの検索でも白血病細胞由来の分類が可能になりました。白血病細胞の染色体分析という手法も進んできていて、遺伝子検査とともに有力な診断法として期待されています。

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「病院で受ける検査事典」検索サービスは、「四訂版 病院で受ける検査がわかる本」(発行:法研)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

◎日経Gooday(グッデイ)の免責事項必ずお読みください

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • もの忘れと将来の認知症の関係は?

    「名前が出てこない」「自分が何をしようとしたのか忘れる」…。“もの忘れ”は、ミドル以上なら誰にでも経験があるもの。本特集では、もの忘れの原因は何なのか、将来の認知症につながるのかなどについて紹介する。

  • 健康寿命を左右する「全粒穀物と食物繊維」の摂取方法

    今、世界的に「全粒穀物」の健康効果が注目されている。全粒穀物の摂取が増えるほど、がん、心血管疾患、総死亡率が低くなるという研究報告も出ている。その健康効果の中核となっているのが「食物繊維」だ。食物繊維が体にいいことはよく知られているが、主に便通などに影響するものと軽視されがち。だが、食物繊維不足は生活習慣病と密接な関係がある。本特集では、主食の選択が及ぼす健康効果から、注目の大麦の健康効果、穀物以外の食物繊維のとり方までを一挙に紹介する。

  • 「胃がん」撃退のため知っておきたい最新情報

    これまで多くの人の命を奪い、「死の病」であった胃がんが、「ピロリ菌」除菌の登場によって未然に防ぐことができる病気になってきた。また、万が一胃がんになってしまった場合も、胃カメラによる検診を定期的に受けていれば、超早期の段階で見つけて治療し、胃の機能をほとんど損ねることなく日常生活に戻ることができる。本特集では、近年死亡率が大きく減少している胃がんの最新事情をまとめる。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2018 Nikkei Inc. All rights reserved.