日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > 病院で受ける検査事典  > おもながんの検査  > 乳がん

おもながんの検査

乳がん

にゅうがん

手順

①触診

  ▼

②マンモグラフィ/超音波検査/MR /PET-CT

  ▼

③穿刺吸引細胞診(病理診断)

  ▼

④試験切除による生検(病理診断)

 日本の乳がん患者数は近年増加しています。その要因として、動物性脂肪のとり過ぎ、出産率の低下、初産年齢の上昇など、生活様式の欧米化、女性の社会進出の一般化などが関連していると考えられています。

●おもな症状

 90~95%の人が、乳房にしこり(腫瘤(しゅりゅう))が触れることで発見されています。その他、乳頭からの血液のような、あるいはさらっとした感じの液の分泌などがあります。

自分でしこりを発見

 症状のところでも述べたように、乳がんでは自己チェック法がかなり広く知られているため、自分で定期的に調べてみることが好発年齢(40~60歳)になった人では、早期発見のために最も大切だといえます。

 専門医による検査でも、まずは触診から始まります。多くの人がしこりを訴えて受診していますが、実際にがんである率は低いので、あまり怖がらずに受診してみることが大切です。鑑別する病気として乳腺症、乳腺炎、良性の腫瘍などがあります。

画像診断でおおむね診断できる

 しこりから乳がんが疑われる場合には、マンモグラフィ(参照)や超音波でさらにくわしく調べることになります。マンモグラフィは乳房単純X線撮影で、乳房を上下左右、あるいは斜めにはさんで撮影し、腫瘍の影や石灰化像を写すことで診断します。

 ただし、若年の人では乳腺実質が豊富にあるため、マンモグラフィではうまく検出できません。そのため超音波が行われます。50歳以上の人では、マンモグラフィのほうがはっきりと検出することができます。とくに触診でしこりがはっきりしなくても、マンモグラフィではがんへの微細な石灰の沈着が写って診断できます。その他、MR(参照)、PET-CT(参照)を行うこともあります。

確定診断は細胞診で

 以上の検査の組み合わせで、乳がんの約80%は診断できます。

 それでもまだ確定できない場合には、穿刺(せんし)吸引細胞診(細い針を刺して細胞を採取し、病理検査する)を行います。とくに小さい腫瘤(しゅりゅう)では、細胞診は有効です。

 それでも確定できない場合には、試験切除(腫瘤部分を小さく切り取る)による生検を行います。

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「病院で受ける検査事典」検索サービスは、「四訂版 病院で受ける検査がわかる本」(発行:法研)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

◎日経Gooday(グッデイ)の免責事項必ずお読みください

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 怖い病気を招く「中性脂肪」を食事・運動で徹底対策!

    健康診断でもおなじみの項目である「中性脂肪」。血液中の中性脂肪が150mg/dLを超えると、脂質異常症の1つ、「高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)」と見なされる。血管の老化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を遠ざけるためにも、中性脂肪が上がるのを避けなければならない。そこで、今回はやっかいな中性脂肪の正体や、食事や運動でできる鉄板の対策法を一挙紹介していく。

  • 長年の悩み「腰痛」を解消! 痛みを和らげる体操4選

    腰痛は日本人の国民病とも言える身近な症状だ。特に問題なのは、原因がはっきりしない、「なんだか知らないけど、いつの間にか…」始まってしまう「慢性腰痛」だ。長年にわたって慢性腰痛で悩む人は少なくない。そこで、今回は長引く腰痛の解消が期待できる体操を一挙紹介する。

  • 怖い緑内障 忍び寄る失明を回避するには

    緑内障は放っておくと失明を招く怖い病気だが、病気が進んでも中心部の視力は保たれるため、自分ではなかなか気づきにくい。本記事では、緑内障による失明を回避するために知っておきたい期症状の特徴や、早期発見のために必要な検査、最新治療などについてコンパクトに解説していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.