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おもながんの検査

前立腺がん

ぜんりつせんがん

手順

①指診/腫瘍マーカー

  ▼

②前立腺超音波/膀胱尿道造影

  ▼

③穿刺吸引細胞診(病理診断)

 前立腺がんは、欧米ではとても罹患率の高いがんです。日本でも少しずつ増えていて、今後、食生活の欧米化や人口の高齢化を考えると、さらに増えていくと思われます。50歳以降から加齢とともに増加する、男性の高齢者のがんといえます。

●おもな症状

 初期では、無症状のことも少なくありません。進行すると、尿路通過障害として排尿困難や頻尿(ひんにょう)(尿の回数が増える)、残尿感など。膀胱(ぼうこう)や尿道まで浸潤(しんじゅん)すると、排尿痛や血尿が出ることもあります。

直腸内触診と確率の高い腫瘍マーカー

 前立腺がんの診断には直腸内触診(直腸内指診)が重要で、肛門から指を挿入して病変の有無を確認することができます。

 腫瘍マーカー(参照)は、前立腺特異抗原であるPSAやPAP、γ-Smが使用されていて、診断や治療効果の判定に重視されています。

画像診断、生検で鑑別・確定

 上記の初期検査でがんが疑われたら、前立腺(経直腸的)超音波や膀胱尿道造影(参照)を行います。似たような症状を示す前立腺肥大症や前立腺炎との鑑別が大切で、診断が難しい場合には、超音波で病変を確認しながら穿刺(せんし)吸引細胞診(細い針を刺して細胞を採取し、病理検査する)を行い、診断を確定します。

 また、前立腺がんは骨に転移することが多いのが特徴で、転移したためにおこる骨痛や腰痛を初発症状として発見されることもあります。その場合、骨の単純X線撮影では独特な像を示すことがありますし、CT、MR(参照)、骨シンチグラフィ(RI検査)で発見されることもあります。

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「病院で受ける検査事典」検索サービスは、「四訂版 病院で受ける検査がわかる本」(発行:法研)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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