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おもながんの検査

胆道がん

たんどうがん

手順

①腹部超音波/腫瘍マーカー/血液検査

  ▼

②胆嚢胆管造影/MRCP/CT

  ▼

③逆行性(膵)胆管造影

 胆管と胆嚢(のう)をあわせて胆道と呼びます。胆道は肝臓でつくられた胆汁を十二指腸まで運ぶ通路で、途中にある胆嚢に胆汁が蓄えられます。診断・治療ともに難しいがんのひとつですが、早期にみつかったものの治癒率は近年向上しています。

●おもな症状

 胆管がんでは、胆管が閉塞されることで黄疸(おうだん)、腹痛、全身倦怠(けんたい)感、褐色尿などの症状が出ますが、それまではほとんど症状は出ません。胆嚢がんも早期では特別な症状はなく、進行すると上腹部痛が、さらに進むと黄疸、体重減少などが現れます。

超音波検査などでがんの発見が増加

 胆道がんの発症例は少なく、また以前は診断が難しかったのですが、近年では腹部超音波(参照)や腹部CT(参照)、MR(MRCP参照)などの画像診断技術が進歩し、かなりわかるようになりました。とくに超音波は最初のスクリーニング(ふるい分け)として用いられ、がんのみつかる場合が増えています。CTでも似たような所見が得られます。

 血液検査では、γ-GT(参照)やALP(参照)、LAPなどの胆道系の酵素が異常になることがあります。腫瘍マーカー(参照)は、CEA、CA19-9が用いられています。

各種の造影検査を状態によって選択

 次に、胆道の造影が行われます。胆嚢胆管造影(参照)と逆行性膵胆管造影(参照)があり、患者さんの状態によって選択されます。

 閉塞性の黄疸がある場合には、たまった胆汁を体外に出すことにより、黄疸の治療ができる胆管ドレナージ(PTCD、ENBD)を行うことがあります。その他、腫瘍部の細胞を採取するために胆道鏡と呼ばれる内視鏡を用いることもあります。

 また、周囲の血管へのがんの浸潤(しんじゅん)の様子や胆嚢動脈の拡張・狭窄(きょうさく)などを調べるために腹部血管造影(参照)を行うこともあります。

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