日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > 病院で受ける検査事典  > 画像などによるおもな生体検査:皮膚の検査  > 皮内アレルギーテスト

画像などによるおもな生体検査:皮膚の検査

皮内アレルギーテスト

ひないアレルギーテスト

■おもなアレルゲン
《吸入アレルゲン》
  ハウスダスト(室内塵)、ダニ、花粉(イネ科植物、雑草、樹木など)、かび類、動物の表皮(ネコ、イヌ、インコなど)、そばがらなど
《食物アレルゲン》
  牛乳、卵白、そば、小麦、魚、肉、かに、えび、かき、ナッツなど
《薬剤アレルゲン》
  ペニシリンなど
《昆虫アレルゲン》
  蚊、蜂など
《接触アレルゲン》
  色素など
■皮内テスト
アトピーとは

 アレルゲンに接触すると、ただちに症状が現れる一群の病気がある。これらには遺伝性があり、このような即時性のアレルギー反応をおこしやすい体質をアトピーという。花粉症、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などがアトピー性疾患。

■スクラッチテスト
さまざまな物質による過敏症(アレルギー)の有無を調べる検査です。皮内テスト、スクラッチテスト、パッチテストなどがあります。

アレルギーがあるか否かを調べる検査

 私たちの体は、体の外から侵入してくる外敵(抗原、アレルゲン)に対して、それに抵抗する物質(抗体)をつくって自らを防御し、病気を未然に防ぐシステムを備えています。これを免疫機構といいます。しかし、免疫機構は正常に働いているものの、ある特定のアレルゲンに対してのみ過剰に防御反応を示して、体に害を及ぼすことがあり、この現象をアレルギー(反応)といいます。

 皮内アレルギーテストは、どのようなアレルゲンによってアレルギーがおこっているかを調べる検査で、アレルゲンを特定あるいは検出します。おもなアレルゲンを左の表に示しました。これらによっておこる病気をアレルギー疾患といい、花粉症、アトピー性皮膚炎、気管支喘息(ぜんそく)などをはじめ、たくさんの種類があります。

皮内テスト、スクラッチテスト、パッチテストなどで検査

・皮内テスト

 皮膚に皮内テスト用アレルゲンを注射して、一定時間内にその部位におこる皮膚反応(赤くなったり、はれたり、硬くなったりする)を調べます。

 目的は、①薬剤過敏症の有無、②感染症の診断、③アレルゲンの検出です。

 ペニシリンなどの抗生物質、ピリン系解熱剤などの使用前に、これらの物質による過敏症があるかないかの検査として必ず行われます。また、ツベルクリン反応も皮内テストのひとつで結核診断のために、さらにジフテリアや猩紅(しょうこう)熱、サルコイドーシスなどの診断にも広く用いられています。

・スクラッチテスト(掻爬(そうは)試験)

 注射針で皮膚に線状の傷をつけ、各種のアレルゲンを滴下して、この部位が赤くはれ上がるか否かを観察します。

・パッチテスト

 アレルゲンと疑われる薬剤や物質を、パッチテスト用絆創膏(ばんそうこう)の小片に染み込ませ、これを上腕や背中の皮膚に張りつけ、一定時間後にはがして皮膚の状態を観察します。

 以上のテストで皮膚反応を観察して、赤くなったり、はれたり、小水疱ができた場合には陽性と判断し、適切な処置・治療を行います。

▲医師が使う一般用語:「ひないテスト」「スクラッチテスト」「パッチテスト」

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「病院で受ける検査事典」検索サービスは、「四訂版 病院で受ける検査がわかる本」(発行:法研)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

◎日経Gooday(グッデイ)の免責事項必ずお読みください

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 肩の痛みから高血圧まで、「姿勢の崩れ」は様々な不調の原因に

    「姿勢」が、肩こりや腰痛の原因になることを知っている人は多いだろうが、足の痛みや高血圧、誤嚥性肺炎まで、全身の様々な不調・疾患の原因になることをご存じの方は少ないかもしれない。これまでに掲載した人気記事から、姿勢と様々な病気・不調との関係について知っておきたいことをコンパクトにまとめた。

  • あなたも「隠れ心房細動」?! 高齢化で急増する危険な不整脈

    脈の速さやリズムが乱れる「不整脈」。その一種である「心房細動」は、高齢化に伴い患者数が増加しており、潜在患者も含めると100万人を超えると言われている。心房細動の怖いところは、放置すると脳梗塞などの命に関わる病気を引き起こす可能性があることだ。本記事では、心房細動の症状や早期発見のコツ、治療のポイントなどをコンパクトにまとめた。

  • 変形性膝関節症のつらい痛みを改善する運動とは?

    年を取ると多くの人が感じる「膝の痛み」。その原因で最もよくあるケースが「変形性膝関節症」だ。膝が痛いと外出がおっくうになり、体を動かす機会が減るため、そのまま何もしないとますます足腰が衰えてしまう。だが実は、変形性膝関節症の痛みをとり、関節の動きを改善するために有効なのが、膝への負担を抑えた「運動」なのだ。ここでは、膝の痛みが起きる仕組みから、改善するための運動のやり方までをまとめよう。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設 日経Gooday春割キャンペーン

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.