認知症の主犯の1つ「酸化」 50歳からの対策でリスクを減らす
第1回 多くの酸素を消費する脳は、酸化ストレスを受けやすい
田中美香=医療ジャーナリスト
多くの酸素を必要とする脳は、「酸化」から逃れられない運命
酸化とは、物質が酸素と化合する化学変化のことで、具体的には、リンゴが茶色く変色したり、釘がサビたりする現象のこと。これと同じことが人間の体の中で起きれば、組織が劣化してさまざまな病気を引き起こす。この酸化という現象は、酸素が反応したときに生じる「活性酸素」の作用によって起きている。
田中美香=医療ジャーナリスト
酸化とは、物質が酸素と化合する化学変化のことで、具体的には、リンゴが茶色く変色したり、釘がサビたりする現象のこと。これと同じことが人間の体の中で起きれば、組織が劣化してさまざまな病気を引き起こす。この酸化という現象は、酸素が反応したときに生じる「活性酸素」の作用によって起きている。
しつこい「疲労」の正体は、実は脳の自律神経の機能の低下であることが近年の疲労医学の研究で明らかになってきた。本記事では、放置すると老化にもつながる「疲労」の怖さとその解消法を、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。
健康診断でもおなじみの項目である「中性脂肪」。血液中の中性脂肪が150mg/dLを超えると、脂質異常症の1つ、「高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)」と見なされる。血管の老化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を遠ざけるためにも、中性脂肪が上がるのを避けなければならない。そこで、今回はやっかいな中性脂肪の正体や、食事や運動でできる鉄板の対策法を一挙紹介していく。
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