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一介の外科医、日々是絶筆

医者が合コンでモテない理由

 中山 祐次郎

 今この時代に医者として働く意義はどこにあるのか、医者とは本当に尊い職業なのか――医者の実像をリアルに描き出す現役外科医の中山祐次郎氏の著書『それでも君は医者になるのか』(日経BP)は、日経ビジネス電子版の連載から生まれた。

 新型コロナウイルス感染症との戦いで最前線に立ち、人の命を救う「医師」という職業は、高いとされる年収などから親が子供に就かせたい職業でもある。

 その一方で、多忙な医師がプライベートではどのような生活を送っているかはあまり知られていない。そこで今回は、「医師の婚活」をテーマにお届けする。

写真はイメージ=123RF
写真はイメージ=123RF

 私の前著『医者の本音』(SB新書)で医者の恋愛模様について書いたパートが大好評だったことを振り返り、今回は医者業界での恋と結婚についてお話ししたいと思います。

 私は35歳まで独身でした。結婚してからは恋愛市場から引退しましたが、それまではいろいろと見聞きしておりましたので、他の医者よりは事情通ではないかと思います(*1)。医者の恋愛について語るとき、最も大切なことは「男性医師と女性医師では全く違う話になる」ということです。なので、これは明確に分けてお話をする必要があります。

*1 本稿ではあくまで私が見聞きした2010~2020年くらいの話を基にして書いています。現在ではさらに多様性が増していますし、そもそもパターン化すること自体がナンセンスかもしれません(中山)

男の医者は「結婚が早いか遅いか」しかない?

 まずは男性医師の恋愛から。医者の恋愛でよくいわれるのが「男の医者は結婚が早いか遅いかしかない」という説です。これはなかなか的を射ていて、男性医師はだいたい20代に結婚するか、35歳以降になるかのどちらかの人が多いのですね。

 20代で結婚する医師は、ほとんどが2つのパターンに分けられます。

1. 学生時代からの恋人と結婚する
2. 研修医になって出会ったナースと結婚する

 1.の学生時代からの恋人とは、多くが大学の同級生または部活の後輩となります。他の学部と異なり、医学生の多くは地元から離れて一人暮らしをします。医学生の地元率は、私が医学生の頃はたった20%という話もあったくらいです。私が通っていた鹿児島大学医学部でも、だいたい鹿児島の地元の人は20%くらいでした。

 そうなると大学同級生との付き合いが濃厚になります。そしてほとんどのカップルは半同棲(どうせい)あるいは完全同棲となります。しかも医学部は6年間もありますから、自然と付き合いも長くなるのです。大学生の頃、同級生や先輩に熟年夫婦のような医学生カップルが何組もいたことを思い出します。

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