HbA1cが6.5%を超えたらもう一度検査の機会を
HbA1cは、6.5%を超えるとそれだけで糖尿病とは言えないものの、その可能性が高い「糖尿病型」と呼ばれる状態になります。HbA1cが6.5%以上で、かつ空腹時血糖値も126mg/dL以上であれば、糖尿病と診断されます。つまり、糖尿病とは、高血糖が継続している状態を言うわけです。なぜ、高血糖状態が継続するといけないかの一つは、先にお話しした通り、血中を流れる様々なタンパク質や血管に糖がくっついて、それぞれの機能障害のきっかけになることですが、それ以外にも理由があります。