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生活習慣病予防のエキスパート・野口緑の「一生ものの体の作り方」

生活習慣病の予防につながる「健診結果の正しい見方」とは?

検査値の「重みづけ」を知ることで血管の状態が分かる

 野口緑=大阪大学大学院公衆衛生学特任准教授

中性脂肪と尿たんぱくでは「段階」が違う

 例えば、「中性脂肪」は30~149mg/dLが正常とされています。ところが中性脂肪の数値は運動量や食事の量で簡単に変動するもの。身体活動による消費エネルギーを増やすか食事からの摂取エネルギーを減らせばすぐに低下するし、焼き肉食べ放題などに行った翌日は高くなることがあります。長期間にわたる高中性脂肪状態は、動脈硬化を進めやすくなる、small dense LDL(超悪玉コレステロール)の増加につながるなど、血管障害を進めるリスクファクターになるため注意すべきですが、単独で基準値をわずかに超えていたからといって、それだけで即、致命的な状態だということではありません


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