健康には「歩く速さと時間」が大切 速足で10分長く歩いてみよう
ウオーキングといっても、歩く速度や歩いた時間によって健康感への影響はかなり違うようだ。米国の研究でわかった。
米国の全国世帯旅行調査(National Household Travel Survey :NHTS)の中で、18~64歳の12万5885人に、移動手段や移動目的、移動時間などを尋ねた。移動手段は歩行、自転車、自動車、公共交通機関の4つに分類した。移動の目的は、自宅を起点あるいは終点とする「通勤」、自宅を起点あるいは終点とする通学や通院などを「通勤以外」、自宅を起点あるいは終点とする「ショッピング」、自宅を起点あるいは終点とする社会活動や娯楽といった「レクリエーション」、そして「自宅を起点あるいは終点としない移動」の5つに分けた。