オンライン診療では、医師が処方可能であると判断した範囲内で、薬も処方してもらえる(ただし、向精神薬や、安全管理に配慮が必要な抗悪性腫瘍剤や免疫抑制剤などは除く)。処方箋が患者の自宅に配送されるので、それを患者やその家族が近所の薬局に持っていく、あるいは、院内処方をしている医療機関であれば、薬を自宅に配送してもらうこともできる。それらが従来の薬の受け取り方だが、コロナ禍が収束するまでは、医療機関が処方箋を患者が希望する薬局にファックスで送り、患者はその薬局で薬を受け取るか、薬剤師から電話かオンラインで服薬指導を受けてから薬を配送してもらうこともできる。オンライン診療を受ける際は、薬の受け取り方や、配送の場合の料金も事前に確認しよう。