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中野ジェームズ修一のカラダお悩み解消講座

夏の「寒暖差」がつらい… トレーナーのお勧めは「交代浴」

第16回 暑いからといって体を動かさないと寒暖差に弱くなる

 中野ジェームズ修一

自宅で交代浴を行うには?

 ところで、交代浴はスポーツクラブや銭湯でしか行えないわけではありません。自宅でも、簡易的に実践できます。温度がやや高めの湯を張った湯船に浸かり、体が温まったら湯船から出て、冷たいと感じる温度に設定したシャワーを浴びます。いきなり冷水を全身に浴びると血圧が上昇する危険があるので、シャワーは脚にだけ当てればOKです。

自宅で交代浴を行うには
自宅で交代浴を行うには
[画像のクリックで拡大表示]

 交代の回数や、それぞれの時間には、特に決まりはありません。一般的な目安では、冷やす時間の倍の時間をかけて体を温めます。例えば、2分湯に浸かって1分脚だけ冷水シャワーを浴びる。これを4~10セット行うとよいと思います。私が指導しているアスリートたちは、交代浴にトータルでだいたい30分ほどかけています。

 ちなみにアスリートの皆さんには、交代浴は疲労回復法としても人気です。私が『疲れない体大全』という本を執筆したときに、私が指導してきたアスリートたちに「疲労回復にどんなことをしていますか?」とアンケートをとったところ、1位が「睡眠」で2位が「交代浴」でした。

◇     ◇     ◇

 梅雨が明け、本格的に暑くなると、エアコンの効いた屋内で過ごしがちになり、体にだるさを覚える人は多いと思いますが、そんなときこそ運動、そして交代浴です。ぜひ試してみてください。

【中野さんからのアドバイス】

「寒暖差」による体調不良をなくすには…

外の暑さと屋内の寒さのギャップが自律神経を疲れさせる

運動不足が自律神経の働きを悪くする原因になる

暑くてもあえて外出したり適度な運動をしよう

自宅でできる「交代浴」なら寒暖差の対策にも

(まとめ:長島恭子=フリーライター)

中野ジェームズ修一さん最新刊

『疲れない体大全』

老若男女、すべての人が日常生活で実践できる「疲れない体づくり」本の決定版。

フィジカルトレーナーである著者が、最新医学の見地をもとに徹底解説!

発 行: SBクリエイティブ

中野ジェームズ修一(なかの ジェームズ しゅういち)さん スポーツモチベーションCLUB100技術責任者/PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー
中野ジェームズ修一(なかの ジェームズ しゅういち)さん フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。元卓球選手の福原愛さんやバドミントンのフジカキペア、プロランナーの神野大地選手など、多くのアスリートから絶大な支持を得る。2014年からは青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。東京・神楽坂の会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB 100」の技術責任者を務める。『世界一伸びるストレッチ』『世界一効く体幹トレーニング』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

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