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中野ジェームズ修一のカラダお悩み解消講座

「筋トレ好き」な人と「筋トレ嫌い」な人は何が違う?

第3回 いきなり高いハードルを設定するから失敗する

 中野ジェームズ修一

「達成感」が得られるかどうかが分かれ目

 確かに、世の中には、筋トレが好きな人とそうではない人がいますね。フィジカルトレーナーである私のクライアントにも、筋トレが好きで積極的にやりたいという人と、できればあまりやりたくない、という人がいます。

 筋トレ好きの人と嫌いな人。両者の決定的な違いは何でしょうか。それは、筋トレで「達成感」を得られているかどうかです。

 相談者の方も言うように、筋トレにハマる人には、経営者が多い傾向があると感じています。それも、経営者が筋トレによって、きちんと達成感を得ているからではないでしょうか。

 人が何かを達成したとき、“幸せホルモン”と呼ばれる脳内物質(神経伝達物質)の一つであるドーパミンが分泌されます。このドーパミンの作用によって、達成感が得られるのです。

 例えば、料理がすごくおいしくできたとき、複雑なプラモデルが完成したとき、学生が難しい問題を解いたときなど、さまざまな場面でドーパミンが分泌されます。

 前回も触れたように、ドーパミンが分泌されて達成感を味わうと、「これを再び味わいたい」と思うようになり、同じ行動を繰り返すようになります。こうして人は何かにハマっていくのです。

経営者がトライアスロンにハマるのも、筋トレにハマるのも、理由は同じ。「達成感」を得たいから。写真はイメージ。(c)maridav-123RF

 そして、経営者は、「ドーパミンが出て達成感を得る」ということに、とても積極的な人たちです。

 経営者は、成功を重ねて「今」があります。大きなプロジェクトを実現した、利益を増やした、組織を大きくした……。仕事でこうした数々の成功を収めるたびに、ドーパミンがドバドバと分泌されるため、すっかり「ドーパミンが欲しい人間」になっているのです。

 ところが、会社が軌道に乗ってしまうと、仕事ではそう簡単には達成感が得られなくなります。すると、多くの経営者が、無意識のうちにほかの分野で達成感を求めようとするのです。

 筋トレに励んで肉体改造したり、トライアスロンに挑戦したり、セスナの免許を取ったり……。仕事以外でも、貪欲に新たなチャレンジをしていきます。

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