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ストレス解消のルール

肌が乾燥してかゆい時、やってはダメな4つの「し過ぎ」

「かき過ぎ」「洗い過ぎ」「こすり過ぎ」「(保湿の)しなさ過ぎ」はNG

 結城未来=健康ジャーナリスト

――江藤副院長「刺激が少ない保湿剤なら、サラッとした乳液タイプでも、少々濃厚な軟こうでも、どちらでも大丈夫です。とにかく、自分が続けられること、こまめに塗れることが大切なのです。それでも乾燥するようでしたら、塗り方と量に問題があるのかもしれません」

 そういえば、「塗り方」と「量」を気にしたことはなかった。ベタつかない程度に薄く手全体をくるむように塗る程度だ。

――江藤副院長「量が少な過ぎるのかもしれません。乾燥して角層が乱れた皮膚に薄くしか塗らないと、患部を十分にカバーできないことがあります。保湿剤も薬でも塗る量は、成人の手のひら2つ分の面積に対し『フィンガー・ティップ・ユニット』。つまり、人さし指の第一関節にのるくらいの量を目安にたっぷりとシワに沿って塗ることが大切です。グラム数でいえば約0.3~0.5g相当。塗った後にティッシュをくっつけて手をひっくり返してもはがれ落ちない程度だと思ってください。量が足りないと、塗る意味がありませんよ」

江藤副院長への取材を基に編集部で作成(イラスト 平井さくら)
[画像のクリックで拡大表示]

 普段、当たり前のように行っていることに、乾燥とかゆみの負のスパイラルの入り口が潜んでいる。「かき過ぎ」「洗い過ぎ」「こすり過ぎ」「(保湿の)しなさ過ぎ」の4つの「し過ぎ」は、この時期のNG行為だ。精神面にも関わる「かゆみストレス」から解放されるためにも、きょうから生活習慣を改めたいところだ。

江藤隆史(えとう たかふみ)さん
あたご皮フ科副院長、東京逓信病院客員部長
江藤隆史(えとう たかふみ)さん 1977年東京大学工学部卒業、1984年東京大学医学部卒業。関東中央病院皮膚科、東京大学医学部皮膚科助手などを経て、1989年ハーバード大学へ留学(病理学教室研究員)。帰国後、東京大学医学部皮膚科医局長、講師、病棟医長を務め、1994年東京逓信病院皮膚科医長、1998年同院皮膚科部長。2014年より副院長を兼任。2019年より現職。特にアトピー性皮膚炎、乾癬(かんせん)、レーザー治療、水疱(すいほう)症などを専門とする。
結城未来(ゆうき みく)
エッセイスト・フリーアナウンサー
結城未来(ゆうき みく) テレビ番組の司会やレポーターとして活躍。一方でインテリアコーディネーター、照明コンサルタント、色彩コーディネーターなどの資格を生かし、灯りナビゲーター、健康ジャーナリストとして講演会や執筆活動を実施している。

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