「ぎっくり腰の後、足にしびれが…」読者の悩みに名医が回答!
整形外科医でカイロプラクターの竹谷内康修先生(後編)
二村高史=フリーライター
「健康Q&A」では、日経Goodayの連載や特集でおなじみの医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場。あなたの疑問やお悩みに答えます。
2019年10月の回答者は、日経Goodayの人気連載「竹谷内康修の『自分で治す!からだの痛み』」でおなじみの、整形外科医でカイロプラクターの竹谷内康修先生です。
整形外科医でカイロプラクターの竹谷内康修先生 Q&A
Q 1
Q 2
Q 3
Q 4
Q 5
Q 6
Q 7
Q 8

編集部 前回は、椎間板ヘルニアの経験者が脊柱管狭窄症になりやすいか、という質問や、筋トレを続けている方が膝に痛みが出てきた、という悩みに答えていただきました。後編となる今回は、ぎっくり腰や脊柱管狭窄症の手術について質問が寄せられています。
竹谷内 わかりました。よろしくお願いいたします。
編集部 最初の質問はこちらです。
ぎっくり腰の後、足にしびれが…
ぎっくり腰をして以来、左足裏が常に何かを踏んでいるような感覚があります。また、長時間座っていると、左足全体に軽いしびれを感じます。歩行をはじめ日常生活にはまったく支障がないため、病院には行っていませんが、治療したほうがよいでしょうか。(40代後半男性)
編集部 ぎっくり腰、つらいですよね…。治ったと思ったのに後遺症が残ったのであれば、心配になるでしょうね。
竹谷内 座っているときにしびれを感じるというのは、椎間板ヘルニアに多い症状です。また、腰の部分で神経障害が起きているために、左足裏が常に何かを踏んでいるように感じるのでしょう。ただ、日常生活に支障がないとのことなので、重症ではないと思われます。