「尿潜血反応が続くと、腎臓病になる?」読者の悩みに名医が回答!
JCHO東京高輪病院院長・木村健二郎先生(後編)
田村知子=フリーランスエディター
木村 確かに、利尿薬は使いすぎると、腎機能が低下することがあります。しかし、ご相談者の服用量は15mg/日ということで、通常の60mg/日の4分の1量と少なめの処方です。年齢を63歳として計算すると、eGFRは54(mL/分/1.73m²)とやや低めになりますが、このまま服用していても腎臓に過度な負担がかかる可能性は低いと思います。
田村知子=フリーランスエディター
木村 確かに、利尿薬は使いすぎると、腎機能が低下することがあります。しかし、ご相談者の服用量は15mg/日ということで、通常の60mg/日の4分の1量と少なめの処方です。年齢を63歳として計算すると、eGFRは54(mL/分/1.73m²)とやや低めになりますが、このまま服用していても腎臓に過度な負担がかかる可能性は低いと思います。
健康診断でもおなじみの項目である「中性脂肪」。血液中の中性脂肪が150mg/dLを超えると、脂質異常症の1つ、「高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)」と見なされる。血管の老化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を遠ざけるためにも、中性脂肪が上がるのを避けなければならない。そこで、今回はやっかいな中性脂肪の正体や、食事や運動でできる鉄板の対策法を一挙紹介していく。
腰痛は日本人の国民病とも言える身近な症状だ。特に問題なのは、原因がはっきりしない、「なんだか知らないけど、いつの間にか…」始まってしまう「慢性腰痛」だ。長年にわたって慢性腰痛で悩む人は少なくない。そこで、今回は長引く腰痛の解消が期待できる体操を一挙紹介する。
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