「1日1万歩がどうしても無理」読者の悩みにインターバル速歩提唱者が回答!
「インターバル速歩」提唱者の能勢博先生(前編)
梅方久仁子=ライター
「健康Q&A」では、日経Goodayの連載や特集でおなじみの医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場。あなたの疑問やお悩みに答えます。
2020年5月の回答者は、ウォーキングの常識を変えたといわれる「インターバル速歩」の提唱者で、信州大学特任教授の能勢博先生です。
「インターバル速歩」提唱者の能勢博先生 Q&A
Q 1
Q 2
Q 3
Q 4
Q 5
Q 6
Q 7
Q 8
Q 9
Q10


編集部 信州大学 学術研究院医学系 特任教授の能勢博先生が提唱する「インターバル速歩」は、ややきついと感じるくらいの「早歩き」と通常の速度の「ゆっくり歩き」を3分ずつ交互に繰り返します。
無理なく運動でき、体力が向上して健康効果が高いと評判で、日経Goodayでもたびたび紹介してきました。そんな能勢先生に、インターバル速歩やウォーキングについて、読者からたくさんの質問が寄せられました。前編、後編に分けてお届けします。
能勢 よろしくお願いします。
編集部 それでは、最初の質問はこちらです。
インターバル速歩のやり方
インターバル速歩のやり方を、改めて教えてください。早歩きとゆっくり歩きを3分ずつ、何セットぐらいやればいいでしょうか。年齢別、体力別の目安や、インターバル速歩に適した時間帯(朝、昼、夕方、夜など)はありますか?(50代女性)
編集部 インターバル速歩のやり方についての質問です。まず、基本的な歩き方から教えていただけますでしょうか。