プレゼンや会議などでの発表があると、いつもアガってしまって、途中で頭が真っ白になったり、言いよどんだりしてしまう。どうすれば緊張せずに、落ち着いて話せるようになるだろう。
緊張と弛緩で心身をリッラクス
私は講演や企業研修、大学での講義など、大勢の人の前で話す機会が多いので、今でこそ緊張せずに話をすることができますが、慣れない頃はいつも心臓がドキドキしていました。
そんなときに一番リラックス効果があったのが、米ハーバード大学医学部心身医学研究所の設立者、ハーバート・ベンソン氏が提唱した「ブリーフ・リラクゼーション」や、米国の神経生理学者、エドモンド・ジェイコブソン博士が開発した「漸進的筋弛緩法」(参考記事:「たった15分で“寝付きの悪さ”と“睡眠の質”を一挙改善! 注目のメソッド『筋弛緩法』」)です。
筋弛緩法は、体の緊張と弛緩の動作を繰り返し、筋肉をリラックスさせることで精神もリラックスさせる方法です。私はこれらの手法を自分なりにアレンジして、講演などの前に実践するようにしていました。イスに座りながら簡単にできるので、ぜひ試してみてください。