「違い」ではなく、「共通点」を探す
近年はダイバーシティ&インクルージョン(多様性と受容)を推進する企業が増えています。しかし、違いを認めるだけでは、新しい価値や力は生まれません。私は違いを認めることは大切だと思いますが、様々な価値観がある中で、共通する点、共感できる点を見つけていくことも大切だと考えています。その方がより速く、互いの理解が進むのです。中国などでは例えば、俳優の高倉健さんを知っている、卓球やアニメが好きといった思わぬ共通点をきっかけに親しくなり、交渉がスムーズに進むこともあります。