石田純一さん「朝の塩分はほぼゼロ。外食でも、なるべく塩を入れないで…と」
バルサミコ酢、ナス、大根で塩分摂取を最小限に
芸能界には若く見える人が多いが、中でも石田純一さん(62)は別格だろう。とても還暦を過ぎているとは思えない。体形は30年以上変わらず、髪はふさふさ、肌だってツヤツヤしている。21歳下の理子夫人は2012年の長男に続き、この3月に長女を出産予定。つまり、62歳離れた子どもができるわけだ! その若さの秘密はどこにあるのか? 日経Gooday編集長・寺西 芝がインタビューした内容から、3回にわたって「石田純一のアンチエイジング術」を紹介しよう。まずは食事の話から――。
健康への意識が非常に高い印象がありますが、石田さんは健康についてどうお考えですか?
石田 健康は命より重い。そんなはずはないけど、それくらいの感じがしますね。実際、健康じゃない状態では、いくら長生きしてもつらいだけでしょう。
僕が26歳のとき、NHKに勤めていた親父が脳卒中で倒れたんです。54歳でした。それから63歳で死ぬまでの9年間は寝たきりで暮らしていた。50代から60代というのは人生の果実の部分。いちばん楽しいときじゃないですか。そのような父の姿を見ながら、健康であることのありがたみを実感して、健康面には人一倍気を使うようになりましたね。
僕の子ども(理子夫人との長男)は3歳になりました。今すごく可愛くてね…。今月には女の子が生まれる予定です。これから父として育てなきゃいけないわけで、神経質にならない程度に健康には気をつけるようにしていますよ。
飲酒前に1杯の炭酸水
中高年の男性はお酒の飲み過ぎで体を壊す方が多いですが、石田さんは飲酒にも気を使ってますか?
石田 お酒は1日にワイン3杯くらいかな。本当は2杯以内にしたほうがいい。それは知ってるんですけど、人と一緒だとどうしてもね(笑)。家ではまったく飲まないので、自宅で家族と過ごす週1日は休肝日になっています。
飲み過ぎないように、いろいろ工夫はしていますよ。飲み会ではなるべく2軒目には行かないようにしていますが、かわいい女性がいると行くかどうかで悩みますね(笑)。最初の1杯は炭酸水を飲んでおくと、飲み過ぎずに済みます。糖質が比較的多いという理由で、ビールは飲みません。ここで1杯分はセーブできてると思うな。