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話題の論文 拾い読み!

ビタミンBサプリのとりすぎは股関節骨折を招く恐れ

B6とB12の過剰摂取に注意、米国の閉経女性を対象とした大規模研究

 大西淳子=医学ジャーナリスト

 股関節骨折のリスクが最も高かったのは、ビタミンB6とB12の両方を過剰摂取していた人で、1日当たりの摂取量が「B6が35mg以上、B12が20μg以上」だった女性では、「B6が2mg未満、B12が10μg未満」の最低摂取群に比べ、股関節骨折リスクが1.47倍になっていました。BMI 25未満(普通体重または低体重)の女性に限って同様の比較を行うと、リスクは1.71倍にもなりました。

 著者らは、「これらのビタミンの過剰摂取により股関節骨折のリスクが上昇する理由は現時点では明らかではない」としながらも、「ビタミンサプリの過剰摂取には注意が必要だ」と述べています。

 論文は、2019年5月10日付のJAMA Network Open誌電子版に掲載されています(*1)。

大西淳子(おおにしじゅんこ)
医学ジャーナリスト
大西淳子(おおにしじゅんこ) 筑波大学(第二学群・生物学類・医生物学専攻)卒、同大学大学院博士課程(生物科学研究科・生物物理化学専攻)修了。理学博士。公益財団法人エイズ予防財団のリサーチ・レジデントを経てフリーライター、現在に至る。研究者や医療従事者向けの専門的な記事から、科学や健康に関する一般向けの読み物まで、幅広く執筆。

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