日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > ダイエット・食生活  > 話題の論文 拾い読み!  > 「超加工食品」を多く食べる人はがんのリスクが高い
印刷

話題の論文 拾い読み!

「超加工食品」を多く食べる人はがんのリスクが高い

砂糖や塩、油脂を多く含み、保存料などが入った日持ちの良い食品

 大西淳子=医学ジャーナリスト

 「超加工食品」(ウルトラ加工食品)を多く食べる人は、がんのリスクが高いことが、フランスの研究で明らかになりました。

「超加工食品」とは?

 「超加工食品」(ultra-processed foods)とは聞き慣れない名前ですが、どのようなものなのでしょうか。

 今回取り上げる論文では、「砂糖や塩、油脂を多く含み、保存料などが添加されており、きっちり包装されて日持ちも良い食品」を「超加工食品」と呼んでいます。

カップラーメンも「超加工食品」(c)Siam Pukkato-123RF

 食品を加工の目的と程度に基づいて分類する「NOVA分類」によると、超加工食品には以下のようなものが該当します。

[画像のクリックで拡大表示]

 欧州、北米、ニュージーランド、ブラジルで行われた調査では、国民の1日のエネルギー摂取量の25~50%が超加工食品に由来することが示されています。

 この超加工食品が、いくつかの疾患、特にがんのリスクを上昇させるのではないかという懸念が高まっています。背景には、

  • 超加工食品の多くは、脂肪、飽和脂肪酸、砂糖、塩を多く含み、食物繊維とビタミンの含有量は少ない上に、加熱により発がん性物質が生成される成分も含んでいること
  • 食品に直接触れる包装材料にも発がん性のある物質や内分泌かく乱物質などが含まれている場合があること
  • 実験動物や細胞モデルを用いた研究で発がん性が示されているために、ヒトに対する安全性が現在も議論されている添加物を含む食品も存在すること

 ――などがあります。

1/2 page

最後へ

次へ

RELATED ARTICLES関連する記事

ダイエット・食生活カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 筋肉を衰えさせない「たんぱく質」の正しい摂取法

    最近、筋肉の大切さが指摘される中で、「たんぱく質をしっかりとるべき」という意識が定着しつつある。だが、たんぱく質は、誤解されていること、そして知っているようで知らないことが多くある。いくらとってもいいのか、肉と大豆ではどっちがいいのかなど、即答できない人も多いだろう。本特集では、たんぱく質の基礎から、正しい摂取法、そして身近な食品に含まれるたんぱく質の量までを一挙に紹介する。

  • あなたの腎臓、大丈夫? 急増する慢性腎臓病を防ぐ

    普段あまり意識することの少ない「腎臓」。だが近年、人口の高齢化に伴い、慢性腎臓病から人工透析へと至る患者が急増している。腎臓は、ひとたびその機能が失われると、坂道を転がり落ちるように悪化していく。そうなる前に腎臓の異常を察知し、腎機能の悪化を食い止めるにはどうすればいいのか。重要ポイントをまとめた。

  • もの忘れと将来の認知症の関係は?

    「名前が出てこない」「自分が何をしようとしたのか忘れる」…。“もの忘れ”は、ミドル以上なら誰にでも経験があるもの。本特集では、もの忘れの原因は何なのか、将来の認知症につながるのかなどについて紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2018 Nikkei Inc. All rights reserved.