日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > スポーツ・エクササイズ  > “筋肉博士”石井直方のやさしい筋肉学  > 運動にブレーキをかけるときの筋肉の仕組みとは?   > 2ページ目
印刷

“筋肉博士”石井直方のやさしい筋肉学

運動にブレーキをかけるときの筋肉の仕組みとは? 

第8回 「短縮性収縮」と「伸張性収縮」が正反対の運動を生む

 コーチング・クリニック(ベースボール・マガジン社)

短縮性と伸張性は なぜ運動の向きが逆になるのか?

 ここで1つの基本的な疑問が浮上してきます。

 ジャンプをするときに支えている負荷(体重)は、跳び上がるときも下りるときも変化することはありません。しかも、短縮性収縮による運動の巻き戻し動作になるわけですから、跳び上がるときも下りるときも同じようなプロセスで力を発揮するということになります。それなのに、なぜ運動の方向は反対になるのでしょうか?

 もう少しわかりやすい例として、ダンベルカール(下写真参照)で考えてみましょう。ダンベルを持ち上げるときは短縮性収縮。下ろすときは一気に脱力すると関節を痛めたりダンベルを膝にぶつけたりする危険性があるので、ブレーキをかけながらゆっくり下ろします。つまり、伸張性収縮ということになりますね。

ダンベルを持ち上げるときは短縮性収縮。下すときは、ブレーキをかけながらにゆっくり下していく短縮性収縮。
ダンベルを持ち上げるときは短縮性収縮。下すときは、ブレーキをかけながらにゆっくり下していく短縮性収縮。
[画像のクリックで拡大表示]

 肘の位置を固定し、持ち上げるときも下ろすときも同じスピードでダンベルを操作した場合、これもジャンプのときと同じようにフィルムの逆回しになります。

 そして、ダンベルの重さも変わらないわけですから、筋肉が発揮する力は同じです。では、なぜ一方ではダンベルが持ち上がり、一方ではダンベルが下がってくるのでしょう?

RELATED ARTICLES関連する記事

スポーツ・エクササイズカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 加齢で進む胃の不調 機能性ディスペプシアと逆流性食道炎の原因と対策

    加齢により胃の機能が衰えると、さまざまな不調が起きる。ピロリ菌の除菌が進んで胃がんや胃潰瘍が減ってきた今、胃の病気の主役は、胃もたれや胃痛の症状を招く「機能性ディスペプシア」と、胸やけやげっぷが起きる「逆流性食道炎」の2つに移行しつつある。なぜ機能性ディスペプシアと逆流性食道炎は起きるのか、どのような治療が必要なのか、セルフケアで改善・予防できるのか。このテーマ別特集では、胃の不調の原因と、それを解消するための対策を一挙紹介していく。

  • 「中途覚醒が多く寝た気がしない」 中高年の睡眠の悩み解消術

    「睡眠の途中で何度も目を覚まし、眠った気がしない」「早朝に目覚めてしまい、その後なかなか寝付けない」――。歳をとるにつれ、そんな「中途覚醒」「早朝覚醒」に悩まされるようになったという人も多いだろう。なぜ中途覚醒は起きるのか。中途覚醒を解消して、若い頃のような「熟睡」を手に入れることはできるのか。このテーマ別特集では、中途覚醒の原因と、それを解消するための対策を一挙紹介していく。

  • 強い足腰を維持するための「骨」の強化法

    健康長寿の大敵となる「骨の脆弱化」を予防するには、若いうちから「骨を強くする生活習慣」を取り入れていくことが大切だ。このテーマ別特集では、骨が弱くなるメカニズムや危険因子、骨を強く保つための生活習慣のポイントなどについて解説していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.