単に歩くのはつまらないし、飽きてしまう。でも毎回、自分で楽しめるウォーキングコースを考えて散歩するというのも大変だ。そこでお勧めしたいのが、ゲーム感覚でウォーキングに取り組めるスマートフォン用アプリ。歩くモチベーションをどれほどアップさせてくれるのか。実際に試してみた。
誰でも即座に始められるエクササイズの1つが「ウォーキング」だ。最寄り駅から1つ手前の駅で下車して歩いたり、自動車や自転車を使わずに徒歩で買い物したりすれば、日常生活にさほど影響なく取り入れられる。筆者も自転車に乗らないときは、なるべく歩くように心がけてきた。1日の目標歩数は1万歩。最低でも8000歩は歩きたいと考え、時間に余裕があるときは目的地まで5km以下なら歩くことに決めている。
とはいえ、初心者がいきなり5km以内の移動を全て徒歩に変えるのは難しいかもしれない。毎日同じコースでは飽きるし、目的もなく歩き続けるのも大変だろう。そこで今回は、1歩でも多く歩きたくなる気分にさせてくれるアプリを紹介してみたい。ピックアップしたのは、「歩数計de東海道五十三次2」「ハッピーシューズ~遊びながら健康管理できる歩数計~」「目指せ!さんぽジスタ - サッカーで楽しく歩数管理」。いずれもゲーム感覚でウォーキングを楽しめるアプリだ。
以前に紹介した「Ingress」も陣地取りのゲームを通じて自然と歩く量が増えるアプリだが、ゲームの操作方法が複雑という難点がある。今回紹介するアプリは、もっと手軽に遊べるので、歩くきっかけ作りとして活用してほしい。
なお、今回のアプリは、どれもiPhone 5s以降が内蔵するモーションセンサー(歩数などを自動計測する仕組み)を利用している。このセンサーが歩数をカウントするため、アプリを起動していなくてもゲームを進められるのが特徴だ。次ページからは、実際にテストして分かったアプリの魅力や使い方を紹介していこう。
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