進化がめざましいデジタルデバイスやスマートフォンなどで使える新サービス。最近は、健康をテーマにしたものが増えてきた。話題の健康ツールは、本当にストレスフリーで毎日使えるものなのか。健康改善に向け、自分の生活をどれほど変えてくれるものなのか。気鋭の人気ITライターが利用者目線で1カ月かけて評価し、その実力を明らかにする。
眠ろうと思っても、なかなか寝つけない。そんな人の寝付きを改善してくれる、大人気のスマホアプリがある。「睡眠アプリ」「Relax Melodies Oriental」「寝たまんまヨガ」の3つだ。本当に寝つきが良くなるのか? 3つのアプリを日替わりで使い、寝つきやすさの効果を比較した。
最近、疲れを感じる…。たっぷり寝たはずなのに疲れが抜けない…。そう思って始めたのが、睡眠の質を向上させる取り組みだ。睡眠時間を確保することはもちろんだが、睡眠の質にもこだわろうと、スマホの睡眠記録アプリ「Sleep Cycle」を愛用している。
睡眠記録を取り始めて2年以上経つが、分かってきたことは、寝つきの良し悪しが睡眠の質にも影響があることだ。当然だが、8時間寝ようと思っても、横になってから寝つくまでに時間がかかれば、実質的な睡眠時間は減る。横になれば寝ていなくても身体は休まるというものの、やはりすんなりと眠りに入れた翌朝の方が気分が良いし、頭もスッキリする。
寝つきが悪い日は、頭が妙に冴えていたり、足が熱を持っていたりしてなかなか眠れない。こうした日が続くと健康への悪影響が心配になってきて、さらにストレスが高まる悪循環になるのだ。そこで寝つきを改善するという点でユーザーの評価が高い3つの睡眠導入アプリ、「睡眠アプリ」「Relax Melodies Oriental」「寝たまんまヨガ」を試すことにした。
筆者が実際に試し、効果を感じた順にアプリを紹介しよう。最も良かったのは…
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