
使い捨てカイロに感謝している私は、カイロをけっして無駄にはしません。カイロの温かさって、結構長持ちしますよね。だから、使った後のまだ温かいカイロは袋の中にまとめて入れて、座布団代わりに。その上に腰かけて、あったかおうどんをいただいていると、ホントに体が芯から温まる感じで、幸せです。
あと、一度温まった使い捨てカイロを時間をおいて後でまた使うときには、いったん密閉できるビニール袋の中に入れて保存するんです。そうすると、カイロが酸素に触れないから、熱を発する化学反応がストップして、無駄にならないというワケ。
そうそう、私の過去の京都での撮影は時代劇が多く、衣裳が着物だったので、今回のラフな役衣装を着た私を京都・太秦撮影所のスタッフさんたちは「なんや、新しいな~」とめずらしそうに見てくれたりして。そうした反応も新鮮で、寒さと戦いながらも楽しく撮影を続けているミヅキなのでした。
というわけで、今回の私からのおすすめは…
使い捨てカイロは、太い動脈が通る"脚の付け根と脇下"に貼るべし!
1月の京都は、各神社でのお正月行事も多く、華やいでます。そして、2月3日の節分を京都では「お化け」といって、祇園をはじめとする花街の芸妓さんたちがいつもとは違った姿(仮装)をしてお客さんをもてなします。お茶屋さんを廻るその姿はもちろん街中でも見かけることがあります。実は、「お化け」の衣装は、今回の『出入禁止(デキン)の女』のセットが組んである太秦撮影所でも貸し出しているんですよ。「おじちゃん、ありがとう。ほな、行くわ」「はい、汚さんでや」とか、花魁姿に変身した芸妓さんと衣装さんの会話を聞いていると、「これも京都の歴史なんだな~」と、なんだかホッコリ。
では、みなさん、体の中からも外からも、そして心も温まって、この冬もお元気で! また来月、京都からお届けします。
(写真:石倉和夫/スタイリング:角田今日子〔Post Foundation〕/ヘア&メイク:重見幸江)
(ワンピース3万8000円〔MAX&Co./マックスアンドコー ジャパン TEL 03-6434-5101〕、ピアス13万円〔MIZUKI /A&S Inc. TEL 0800-300-3033〕)
※1ページ目、価格はすべて税別表示
1月スタートの木曜ミステリー
『出入禁止(デキン)の女~事件記者 クロガネ』に主演します!

私が演じるのは、権力による不正に厳しい目を持ち、弱き声を救い上げた記事などで輝かしい受賞経験を持つ、新聞記者の鉄忍布(くろがねしのぶ)。でも、取材先からは取材のしつこさから“出入禁止(デキン)”を言い渡されることもしばしば…。職場でも軋轢ばかり…。
そんな忍布と仲間たちは、時に葛藤し時に憤慨しながらも、隠された真相に迫っていきます。取材の末に明らかになるのは、意外な真犯人だけでなく、事件関係者の秘めた思いや切なくも壮絶な人間の生き様です。初めての新聞記者役。しかも、バツイチ、中学生の子供もいます。ぜひ、観てくださいね!
(テレビ朝日系、1月15日スタート。毎週木曜、19:58~ ※一部地域を除く)
女優

1976年12月5日生まれ、東京都出身。1991年、女優、歌手デビュー。以来、ドラマやCMなど、幅広いジャンルで活躍。2004年、第27回日本アカデミー賞優秀主演女優賞受賞。2014年、第1回日経ヘルス ビューティミューズ大賞受賞。
オフィシャルブログはこちら。
(写真:石倉和夫)