女優として、そして一人の大人の女性として、ますます輝きを増している観月ありささん。本コラムでは、好奇心旺盛で、体に良さそうなもの、ボディメイクに役立ちそうなものと出会うとすぐに試してみたくなるという観月さんに、「美と健康」をテーマに、自らが体験し、感じたことをありのままに語っていただきます。
こんにちは。観月ありさです。今年もよろしくお願いいたします。
さて、すでに寒波が何度も襲来しているこの寒い冬を、みなさん、いかがお過ごしですか?
私は、例年以上に身に沁みる寒さと闘う日々を過ごしています。 なぜなら、実は私、1カ月ほど前から、冬は底冷えすることで知られる京都に滞在中。今月スタートの木曜ミステリー『出入禁止(デキン)の女』(テレビ朝日系)で主演させていただくことになって、その撮影に毎日頑張っているのです。
私が演じるのは、取材のしつこさゆえに複数の取材先から出入り禁止を言い渡されているタフな新聞記者。所属が「京都タイムス 社会部」。ドラマの舞台が京都というわけで、京都での撮影なのです。
京都の厳しい冬は、過去にも時代劇ドラマ『濃姫』の撮影などで滞在したことがあって、すでに体験済み。そのときの経験からも、京都滞在中の体調管理の要は「いかに効率よく暖をとるか」だと認識していました。それに、東洋医学では「冷え」は未病(まだ病気ではないけれど、病気になる可能性がある状態)とされていますから、絶対、「何とかしなきゃ!」なのです。
というわけで、今回は私が実践している「京都の底冷えにも負けない、体温め術」をご報告します。

オフの日のウォーキングで運動不足解消
そもそも、冷えがおこる大元の原因は、代謝の悪さなのだそうです。代謝の良い体になるためには、ご存じのように、まずは運動。運動すれば血流が良くなりますし、筋肉量が増えることで基礎代謝量のアップも期待できますよね。
連続ドラマの撮影期間中はなかなか運動できないのが実情ですが、今回は、運動不足解消のためのささやかな努力をしてます。それは、撮影がお休みの日の観光を兼ねたウォーキング。もちろん、外はすっごく寒いです。でも、どういうわけか、自然と歩きたい気分になるんですよ。それは京都という街が持つ魅力なんだと思います。ピーンと冷えた澄んだ空気の中に佇む神社や街並を見ながら歩いていると、頭の中がスッキリ。いい気分転換にもなっています。
そうそう、夜の半身浴はもちろん、毎日続けています。
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