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観月ありさの「大人の美女メンテ!」

走って、泳いで、ウミガメに癒された1週間

脂肪燃焼・筋力アップと癒し効果を同時進行で

 観月ありさ

 もちろん、それぞれに体力差がありますから、スピードや走行距離は個々で設定。私は、これまでの経験から5キロ走ることにしました。日本でも、体を絞る必要に迫られたときにはジムヘ行き、筋トレ前に5キロ走るのが常。ちなみに、筋トレの後に走るときは、筋トレによって成長ホルモンが分泌され脂肪の燃焼効率が高まっているので2キロだけ走ることにしています。そして今回、5キロの走り方は、日によって以下の2パターンで。

 パターン1:横のレーンにいる友達と軽く会話ができるくらいのゆっくりしたスピードで。なおかつ途中に2回ほどウォーキングインターバルを入れ、トータルで約40分くらいで走り終えるというもの。脂肪燃焼と代謝アップを念頭に置いた走りというわけです。

 パターン2:ちょっときついと感じるくらいのスビードで500メートル走って、200メートル息を整えながらウォーキング。これを7回繰り返して、最後は100メートル走ってオシマイという、陸上選手の方とかがやられるインターバルトレーニングに少し似たスタイル。陸上選手の場合は、スピード走の部分は無酸素運動になるほどのスピードで走り、それによって心肺機能を高める効果があるとか。

 私の走り方にはそこまでの負荷はかかりませんが、同じゆっくりしたペースで長時間走るよりも、筋力アップには有効のような気がします。走り終えた後の筋肉痛が、インターバルトレーニングっぽい走り方をしたときの方が大きいのです。

 それにしても、私って、どうしてこうも、いったん始めると「とことん」になってしまうんだか…。「私って、アスリート?」と思うこともしばしば。今日は3キロまでにしておこうとか、思うには思うんですけど、走り始めると「いや、目標の5キロは走らねば!」というモードに結局なって、「ハイ、今日も達成!」の繰り返し。付き合ってくれた友人たちにはちょっと気の毒だったかな…。

 ともあれ、めでたく、モルディブ滞在中の1週間、1日も休まず5キロ走を実践したのでした。

ウミガメ君と一緒に泳いでクールダウン

 5キロ走で凝った体はマッサージを受けたり、半身浴をすることでほぐしたりもしましたが、そんなものが必要じゃないくらいに、午後には毎日、極上のクールダウンを体験することができました。

(イラスト:小塚類子)

 それは、海でゆったりと泳ぐこと。遠浅のところにヨットを停めて、シュノーケルをつけて潜ると、そこはマリンブルーの世界。自分の呼吸の音だけしか聞こえてこない静寂の中でゆったりと移動していると、「フム? 何かこっちへ来る…」。魚ではありません。アレヨ、アレヨと言う間に、6匹の野生のウミガメが私たちのすぐ近くにやってきたのです。

 そのうちの1匹は、私の真横で今にもくっつきそう。なのに、ゆったりと泳いでいるウミガメ君。ガイドさんの説明によれば、彼らが寝るのはある程度沖の方らしいのですが、藻などを食べるたるめに遠浅のところにもやって来るのだそう。

 私のことなんか気にもとめず、私の隣りでゆったりと泳ぐウミガメ君の顔を覗き込むようにしながら、私も横向きになって、ゆったりと一緒に泳ぎました。と、しばらくするとウミガメ君が斜めに上昇。私も途中まで付いていった後、海の中から観察。と、海面に口を出して「パフン」と酸素補給しているではありませんか。そして、海女さんよろしく、斜め急降下で深いところまで潜って、藻をモグモグ…。ああ、なんてかわいいウミガメ君。私の頭の中にはふいに、竜宮城に行った浦島太郎のことが浮かんできて、「ウミガメ君の甲羅に乗ってみた~い、甲羅につかまって泳いでみた~い」という衝動が…。

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