枝豆ってホント優秀なんです!
あとは、もちろん食事。タンパク質やビタミン、ミネラルをバランスよくしっかり摂ることですね。お肉だったらビタミンB1が豊富な豚肉がおすすめ。ビタミンB1は皆さんご存じの疲労回復のビタミンですね。
実は私、海外のバカンスにまで鍋の素を持参し、現地で材料を調達して、滞在中1回は鍋料理を食べるんです。たっぷりの野菜と一緒に豚肉をしっかり摂ると、慣れない土地でも体調管理はばっちりです。
ところで、このビタミンB1、豚肉だけでなく枝豆にも豊富に含まれるらしいのです。しかも、枝豆には他の大豆食品にはないビタミンAやビタミンCも含まれているのだそう。この夏、ビアガーデンで冷たいビール片手に枝豆を食べたという方、とても理にかなったチョイスでしたね。枝豆のタンパク質のメチオニンは、ビタミンB1やビタミンCと一緒になってアルコールの分解がスムーズにいくように働いていてくれていたのです。つまり、肝臓の味方になってくれていた。さらに、枝豆はカリウムを多く含むので、むくみの原因になるナトリウムの排出にも効果ありなんだとか。
タンパク質が豊富な食材の代表といえば、ダイエット食としてもおなじみの鶏のササミがありますが、枝豆のよいところは、食物繊維も豊富だということです。食物繊維は血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる作用がありますから、一石二鳥なんです。
ビールやお酒を呑まない方も、ぜひぜひ、これから枝豆を召し上がってみては? 溜った夏の疲れ対策にも大いに役立ってくれそうです。
バカンス後、1日で3キロ体重が減るお仕事もやりました
さて、先月、スペイン・イビザ島へのバカンスのことを書かせていただいたとき(「観月ありさ 見習いたい! 40代、50代で輝くヨーロッパの女性たち」)、「バカンスは人間が健康的に生きていくために必要なもの」というフランスでの位置づけも紹介しました。そして、私自身、旅に出るときは毎回「のんびりしてこよう」と思うのですが、現実はそうもいきません。
実際に現地に行ってみると、「いかにその土地を楽しむか」ということに目的が変化。あちこち動き回って、ワクワク感をしっかり得られて、心のリフレッシュは完璧。なのですが…成田へ着くやいなや感じるのは「なんか疲れたね…」ということ。そうなんです。肉体的疲労はどうも、バカンスでは解消できなかったようです。
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