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医療問題なぜなにゼミナール

第15回 医療で活躍できるボランティアを養成!

患者と医者との懸け橋となる活動で求められること

 山口育子=NPO法人ささえあい医療人権センターCOML理事長

幅広い分野で活躍を期待

 では、一般の方が参加できる医療に関するボランティアには、どのようなものがあるのでしょうか。

 “医療現場で活躍するボランティア”として一般的でイメージしやすいのは、“病院ボランティア”でしょう。外来受診する患者のサポート役として案内や車椅子の介助、入院患者のベッド周りの整理整頓や食事の配膳、散歩のサポート、絵本の読み聞かせ、季節ごとの行事やコンサートの企画運営などが、病院ボランティアの主な役割です。もちろん、個々の病院によって活動の種類や内容は異なります。共通して言えるのは、ボランティアは空いた時間を利用して、自分の得意分野や趣味を生かす活動ということです。特別な知識や訓練は必要とされません。

 最近、医療にまつわるボランティア活動は、病院ボランティア以外に、(1)患者の自立支援、(2)医療の改善、(3)医療への提案――などに広がりつつあります。次回は、それぞれについて、具体的にどのような活動があるのかをお話ししたいと思います。

【関連連載】

COML患者相談室

COML患者塾

山口育子(やまぐち いくこ)
NPO法人ささえあい医療人権センターCOML(コムル)理事長
山口育子(やまぐち いくこ) 大阪市生まれ。自らの患者体験から、患者の自立と主体的医療の必要性を痛感していた1991年11月、COMLと出会う。「私たち一人ひとりが『いのちの主人公』『からだの責任者』。そんな自覚を持った『賢い患者になりましょう』をキャッチフレーズとした活動趣旨に共感し、1992年2月にCOMLのスタッフとして参加。創設者の辻本好子氏の死去により、理事長に就任。COMLでは、電話相談や各種セミナーなどを積極的に実施。このほか、厚生労働省をはじめとした各種検討会の委員としても幅広く活動している。

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