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Dr.松倉のサプリのすすめ

食後の睡魔を防ぐサプリとは?

空腹時のイライラ、食後の眠気は甘いものが原因かも

 松倉知之=松倉クリニック&メディカルスパ院長・医師

糖質過多は、老化と万病のもと

 低血糖症でイライラしたり眠気が起こったりすると、仕事のモチベーションも下がり、円滑なコミュニケーションがとれなくなったりする場合も。もちろん糖質過剰は、体重増加のもとになるので、ダイエットのためにも修正すべき食習慣です。糖質過剰の状態が長く続けば、糖尿病にもかかりやすくなるのは明らかですね。さらに、意外に知られていないのが、「血糖値が高い」状態は体内に酸化物質を増やし、老化を促進する原因にもなることです。血液中に糖があふれると、体内では「糖を代謝する」という仕事をフル回転で行うことになるため、代謝産物として酸化物質がたくさん発生し、これが、老化はもちろん、動脈硬化や様々な病気の引き金になることも知っておきましょう。

血糖値の急上昇を防ぐサプリ活用法と食生活のポイント

 イライラや眠気、だるさに悩んでいる人は、それらの症状が食後3~4時間で起こっていないか、食べ物・飲み物を口にしたタイミングを振り返ってみるといいでしょう。もしかして、と思い当たるなら、糖質過剰の状態を改善するのに効果的なサプリメントをとるのがお勧めです。あわせて、日常の食習慣の改善もしていきましょう。

食事とともに食物繊維サプリをとる

 「難消化性デキストリン」は水溶性の食物繊維で、食事前や食事とともに飲んでおくと、食事からの糖の吸収を穏やかにし、血糖コントロールがうまくいくようになります。粉末のものは、お茶などの飲み物にさっと溶かしてとることができます。

 

体の酸化をブロックする抗酸化サプリをとる

 糖質過剰の状態にある人は、体内で、老化や病気の原因となる「酸化」が進んでいます。抗酸化サプリとしてお薦めしたいのが、ビタミンC、ビタミンE、そしてαリポ酸です。これらはそれぞれに強い抗酸化力を持っていますが、一緒にとることによって互いに協調作用を発揮し、体内で長く抗酸化作用を維持します。

 

食生活の改善ポイント

 ジュースや栄養ドリンクなど水溶性の糖分は吸収が早く、血糖値を急上昇させやすいので要注意。喉が渇いたら、水かお茶、あるいは砂糖を入れないコーヒーや紅茶にしましょう。

 食事をするときには最初にサラダや野菜の炒め物、具だくさんのスープといった食物繊維を含むものから食べましょう。その次が肉や魚などのおかず、最後がご飯などの糖質食品です。最初に食物繊維をお腹に入れておくことによって糖質の吸収スピードを抑え、血糖値の急激な上昇を抑えられます。また、ご飯を後回しにすると、先に食べたものでお腹が満たされ、おかわりしなくても満腹感を得ることができます。満腹中枢を刺激するために、しっかり噛んで食事をすることも大切です。

松倉 知之(まつくら ともゆき)
松倉クリニック&メディカルスパ(東京都渋谷区)院長・医師
松倉 知之(まつくら ともゆき) 1962年東京生まれ。1988年北里大学医学部卒業、同大形成外科勤務。99年より現職。ボトックス、ブルーピール、レチノイン酸などを日本に導入したことで知られる。一人ひとりの患者に結果の出る最良の治療法を提示することを信条とする。日本形成外科学会・日本美容外科学会・日本整形外科学会・国際形成外科学会専門医、医学博士。

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