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Dr.松倉のサプリのすすめ

胃もたれ、下痢は食物繊維と乳酸菌で克服

消化器の不調改善は「よく噛む」食生活の改善

 松倉知之=松倉クリニック&メディカルスパ院長・医師

よく噛まない「早食い」が消化器を傷める

食後の胃もたれ、下痢
食後の胃もたれや下痢はつらい症状の1つ。(©Katarzyna BiaAasiewicz-123rf)

 基本的な話ですが、食べ物は口から入ると胃まで運ばれ、胃液と混ざり合いながら消化されます。さらに、十二指腸で胆汁(たんじゅう)や膵液によってさらに消化が進み、小腸で栄養の吸収が行われます。大腸を通過し、体の外へと導かれます。

 ところが、食べ物をあまり噛まず、流し込むようにして食べる「早食い習慣」のある人は、胃酸が十分分泌されないため、食べ物が胃の中でタンパク質分解酵素のペプシンとしっかり混ざり合いません。タンパク質は細かいアミノ酸に分解されず、“未消化”の状態で流れ、さらに消化・吸収を行う小腸に負担を強いてしまいます。ちなみに、加齢とともに胃酸分泌が低下すると考えられています。

 これが胃腸の不調の元凶となることが多いのです。下痢も咀嚼(そしゃく)が不十分であるために、消化不良を起こすことが原因だと考えられます。

 早食い習慣は、丼ものや麺類、菓子パンなど、手軽に取れるいわば糖質過多のメニューに偏っている人に多く見られます。私のクリニックに訪れる患者さんの中で、早食いの人は共通して、血液検査でペプシンの数値が低い結果となり、消化機能が落ちていることがわかります。

 ニワトリが先か、卵が先か、という話になってしまいますが、消化機能が落ちている人は、肉などを食べると胃がムカムカするので、ついお茶漬けや麺類のようなさっぱりしたものを好むようになり、糖質過多の食生活が日常化すると私は推測しています。

食習慣の見直しとサプリメントで消化器の調子を上げていく

 私は消化器系のトラブル改善は、サプリメントの適切な摂取と食習慣の見直しをすることで改善しやすい不調の1つだと考えています。

 口から肛門まで、消化器はひと続きの管。消化器の不調は、あなた自身の毎日の食生活のどこかを修正したほうが良い、というサインだと受け止めましょう。

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