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自分のこころのトリセツ

「嫌われるのが怖い」 こんなときどうする?

完全に敵から目を背けられなくても、離れる時間を増やす

 下園 壮太=メンタルレスキュー・シニアインストラクター

[まとめ]「嫌われてもいい」と思える心の強さを育てていこう
(1)「嫌われたくない自分」を認めよう

嫌われるのが怖くて誰にでもいい顔をし、行きたくない飲み会に付き合って余計に疲れてしまったときも、「だって、嫌われたくないものね」と自分の感情を認めましょう。弱くて不器用な自分を否定せず、受けいれることによって、「自分を責める」というエネルギー消耗を止めることができます。

(2)「嫌われる訓練」をしてみよう

元気なときなら、思い切って「嫌われる訓練」を試してみましょう。苦手な相手に少しだけ「嫌だな」という表情をし、口調で感情を表現してみる。そのたびに「よくやった。感情を出せた」と自分をほめましょう。この繰り返しによって「嫌われてもいいと思える強さ」が身についてきます。

(3)距離を置き、時間を短くする

つらいと感じる環境や相手からはできるだけ距離を置き、その相手と過ごす時間を極力短くしてみましょう。職場を変わる、嫌な人間関係とは決別する、という対策が大事なときもあります。反対に、自分が大切に思う人と過ごす場所や時間を、より大事にすること。つらい気持ちを中和するのに効果的です。

(まとめ:柳本 操=フリーライター)

『学校では教えてくれない 自分のこころのトリセツ』(日経BP社、2013年9月発行)より転載


下園 壮太(しもぞの そうた)
メンタルレスキュー・シニアインストラクター
下園 壮太(しもぞの そうた) 1959年鹿児島県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。筑波大学で心理学を学ぶ。1999年より陸上自衛隊初の心理幹部として、多くのカウンセリング経験を積む。陸上自衛隊衛生学校メンタルヘルス教官として、衛生科隊員(医師・看護師など)にメンタルヘルス、自殺予防、カウンセリングなどを教育する。惨事ストレスに対応するMR(メンタル・レスキュー)シニアインストラクター。2009年に第8回「国民の自衛官」に選ばれる。「学校では絶対に教えてくれない 自分のこころのトリセツ」(日経BP社、2013年9月発行)などの著書がある。

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 腹が立ったとき、つらいとき、不安なとき、自分の心の扱い方を知っていますか? 私が陸上自衛隊の心理幹部として隊員たちに伝えてきた怒りや絶望などの「生々しい感情との向き合い方」は、すべての現代人に役立つものです。悩みの大部分は、人間が「原始時代だったころ」を想像してみると、解決のヒントが見えてきます──「はじめに」より

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