日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > からだケア  > 自分のこころのトリセツ  > 「飲み会や集まりが苦手」こんなときどうする?
印刷

自分のこころのトリセツ

「飲み会や集まりが苦手」こんなときどうする?

「人との関わりを絶つ」ことは効果的なエネルギー回復法

 下園 壮太=メンタルレスキュー・シニアインストラクター

飲み会に行くのが苦痛、人と会うとぐったり…。そんなときは無理せず、静かに「こもる」ことが大切です。人からも情報からもしっかりと距離を置くことで、必ず元気を取り戻せるときがやってきます。

心が疲れ果ててしまっているから引きこもりたくなる。(©Wavebreak Media Ltd -123rf)

 飲み会に誘われることがとんでもなく苦痛になることがあります。

 疲れていると、人は「集まり」が苦手になり、一人きりでいたくなるものです。このような状況を「引きこもり」とか「社交性がない」と呼んで、ネガティブなイメージを抱く人が多いかもしれません。

 でも、人間は危機に陥ったときに「自分を守る」ために「引きこもろうとする」本能を持っているのです。

 身内の死に直面したり、けがや病気をしたりしたときは、その人の生きる力(戦力)はがくんと落ちます。こんなときは下手に外に出るより家にこもっているほうが、危険を回避できる。だから心身は自然な流れとして「引きこもりモード」になります。

 食欲も性欲も知識欲もなくなり、楽しいことを味わいたいという気持ちもなくなる。なぜなら、弱っているのに楽しいことに興味を抱くと、外に出たくなって、結果、外敵に狙われてしまうからです。何もしたくなくなるのは、弱った自分を守るために非常に大事なメカニズムといえます。

 このような本能的な引きこもりモードが、人間には原始時代から脈々と受け継がれてきました。

 ところが、現代人の引きこもりはちょっと様相が異なってきています。健康で、特に身近な人と死別したわけでもないのに、引きこもりたくなってしまう。それは、心が疲れ果ててしまっているからなのです。

 心の疲れの背景にあるのは、膨大な情報量、昼も夜もない活動時間、移動の激しさなど。特に「不安をかきたてるような情報」は感情を大きく揺さぶり、心を疲れさせる最たる要因となります。

1/3 page

最後へ

次へ

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 男性も無関係ではない骨粗鬆症、飲酒・喫煙・高血糖はリスク

    骨がスカスカになってもろくなり、骨折の危険性が増すのが「骨粗鬆症」だ。急速な高齢化に伴って患者数が増えており、日本骨粗鬆症学会などによると、日本における患者数は現在1300万人と推定されている。骨粗鬆症というと女性のイメージがあるが、男性の患者数は300万人と見られている。本特集では、骨粗鬆症が起きる仕組みから、気をつけたい生活習慣、そして骨を強くするための対策までを一挙に紹介する。

  • 「股関節」は全身の要! 股関節の状態が健康寿命を左右する

    自分の足で歩ける体を維持したいなら、筋肉はもちろん、体を支える骨とその骨同士をつなぐ関節の維持が極めて重要だ。特に上半身と下半身をつなぐ股関節は、人間の体の中で最も大きな関節で、体の中で最も酷使されている関節の一つ。股関節を維持できるかどうかが、「歩く力」の維持に重要となってくる。本特集では、股関節の基礎知識から健康の保ち方までを一挙に紹介する。

  • 「糖尿病」は予備群のうちに手を打つ

    話題の「食後高血糖」や「血糖値スパイク」って? 気になる最新情報を総まとめ

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Goodayマイドクター申し込み

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2019 Nikkei Inc. All rights reserved.