(1)まずは休んで、エネルギー充電を
自分には夢がない、夢に近づくことができていない、と思い悩んだときは、疲れでいっぱいいっぱいなのかもしれません。しんどいときに無理に夢を探そうとしたり、目標を設定したりしても、頭が回らなくてつらくなるだけです。心身を休めることを最優先にして、エネルギーの充電に努めましょう。
(2)好きなことを見つけよう
目標を作りたいと思ったら、あなたが「何が好きか」から考えてみてください。それもわからない、というときは、広く浅くでいいので手当たり次第にいろんなことに挑戦しましょう。最初から「夢につなげよう」と気負わず、いろいろな経験を重ねることで、自分の好きなものが何かがわかってきます。
(3)続ければ「人よりできる」ようになる
好きなことを「人よりできる」ものにしていくには、ある程度続けることが必要です。続けるには根気や我慢が必要ですが、好きなことであればプラス面を喜びにして続けられるはずです。毎日こつこつと「好きなこと」を「できること」につなげていくために、行動を続けていきましょう。
(まとめ:柳本 操=フリーライター)
『学校では教えてくれない 自分のこころのトリセツ』(日経BP社、2013年9月発行)より転載
メンタルレスキュー・シニアインストラクター

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腹が立ったとき、つらいとき、不安なとき、自分の心の扱い方を知っていますか? 私が陸上自衛隊の心理幹部として隊員たちに伝えてきた怒りや絶望などの「生々しい感情との向き合い方」は、すべての現代人に役立つものです。悩みの大部分は、人間が「原始時代だったころ」を想像してみると、解決のヒントが見えてきます──「はじめに」より
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