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幸福薬局・幸井俊高の しあわせ漢方

「胃のつかえ感」に効く漢方

慢性的に繰り返すタイプか、原因が明らかなタイプかで処方を使い分ける

 幸井俊高=薬石花房 幸福薬局代表・薬剤師

ストレス性の胃のつかえ感には、大柴胡湯など

 Aさんは、憂鬱感、腹部膨満感、吐き気、口が苦い、紅い舌、黄色い舌苔などの症状から、「肝気犯胃(かんきはんい)」証と判断できます。からだの諸機能を調節(疏泄:そせつ)する臓腑である五臓の肝(かん)の機能(肝気)が滞り、その影響が胃に及んで胃気が停滞し、降濁機能が妨げられて胃のつかえ感が生じています。ストレスや、緊張の持続、激しい感情の起伏などの影響で肝気が失調することにより、この証になります。いらいら、怒りっぽい、便秘などの症状がみられる場合もあります。


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