ストレスタイプのにきびには加味逍遥散
Aさんは、にきびが社会人になってからできるようになった、にきびは月経前に悪化する、にきびは赤い、月経前にいらいらや落ち込みが激しくなる、舌が赤い、などの症状から、「肝火(かんか)」証と判断できます。肝(かん)は五臓のひとつで(*1)、からだの諸機能や精神情緒の調整をします。この肝の機能がストレスや緊張などで失調すると熱邪が生じ、にきびができます。Aさんも社会人になってストレスが強くなり、緊張する機会が増え、それがもとで肝火証になったようです。
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