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ベテランドクターが教える 上手な医者のかかりかた

ダメ医師を見分ける3つのポイント

「聞かない」「目を合わせない」「検査したがる」

 橋口玲子=緑蔭診療所医師

質問力、説明力を兼ね備えた医師は良医

聴診器/医師のコミュニケーション力が大切
診察を受けるときは、医師の「コミュニケーション力」に注目してみましょう。(©ayzek-123rf)

 説明が足りない、態度が横柄である、やたらと検査をしたがる。このような「NGな医師像」をお話してきましたが、これとは反対に、

●限られた診療時間内に患者さんの状態を理解し、ベストな治療へとつながる情報を引き出す「質問力」がある

●患者さんが必要とする情報(病名や診断、治療内容)を相手にわかりやすく 伝えられる「説明力」がある

 そんな医師は良医と言えます。

 患者とのコミュニケーションを円滑にするために、医師はいろいろな工夫をしているものです。

 例えば、診療時には意識的に、患者さんに合わせて表情や声の高さ、話すスピードなどを変える医師もいます。無口な患者さんには、いろいろな視点から呼び水のように言葉をかけ、話しやすい状況を作っていくことも大切です。ピリピリとした様子で早口に話す患者さんには、あえて医師がゆっくりと話しかけ、気持ちを徐々に落ち着かせていくこともあります。

 このような工夫ができる医師であれば、たとえ暗い表情で訪れた患者さんであっても、診察室を出るときには明るい表情になるでしょう。治療を始めるときに、医師の説明に納得し、「この治療をすれば良くなる。がんばろう」と患者さんが思えることはとても大事です。

 診察を受けるときには、その医師の「コミュニケーション力」がいかほどのものか、ちょっと厳しい目でチェックしてみましょう。それと同時に、あなた自身もしっかりと質問を投げかけて、医師から有効な情報を引き出すように心がけてください。

(まとめ:柳本 操=フリーライター)

橋口 玲子(はしぐち れいこ)
緑蔭診療所(神奈川県南足柄市)医師
橋口 玲子(はしぐち れいこ) 1954年、鹿児島市生まれ。東邦大学医学部を卒業。東邦大学医学部客員講師、および薬学部非常勤講師、国際協力事業団専門家を経て、1994年より現職。現代医学と漢方を併用した診療を行う。循環器専門医、小児科専門医、認定内科医、医学博士。成人および小児の心身症などのメンタルヘルス不調、高血圧、糖尿病などの生活習慣病やアレルギー疾患の診療のほか、ハーブ療法やアロマセラピーを用いたセルフケアに関する講演、執筆活動も行う。
(写真:室川イサオ)

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