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立川らく朝の「わかっちゃいるけど…」

オフィスで前立腺がんを予防する方法

トイレで分かる男の年齢

 立川らく朝

怖いのは手編みのマフラー

 前立腺は男性にしかないのですが、膀胱直下にある、生殖に関わる大切な臓器です。膀胱から出て来る尿道は、この前立腺の中を貫通します。例えば膀胱を頭に例えると、首は尿道、すると前立腺は、首に巻かれたマフラーみたいなものなんですね。

 彼女から厚手の手編みのマフラー、もらったことありません? そんなのもらったら、好むと好まざるとにかかわらず首に巻かなくちゃならない。でもそれが厚すぎて、首を締め付けたらどうなります。首が絞まって苦しくって仕様がない、これが前立腺肥大の状態なんです。え、そんなんだったら是非なってみたい…どうぞご勝手に。

 でもね、一つマフラーと違うのは、前立腺は少しずつ、じわじわと、何年もかけて圧迫してきます。そう真綿で首を絞められるようなものですね。いやあ怖いですねえ、女性からのマフラーのプレゼント、いや違った、前立腺肥大は。

 前立腺は尿の通り道をトンネルのように囲んでいるわけで、これが肥大すれば尿道を圧迫し、「どうもお小水の出が悪いなあ」ということになるんです。他にも、尿の切れが悪い、残尿感がある、夜中に何度もトイレに通うなど、いわゆる前立腺肥大症に特有の排尿困難が始まるわけですね。ひどくなると、お小水がまったく出なくなる尿閉ということにもなりかねません。

 「どうせ歳なんだから」と放っておかないで、早めに治療を開始しましょう。今では前立腺肥大症の治療も随分進歩しています。それからね、病院に行くメリットの一つに、前立腺がんとの鑑別(見分け)が可能になるということがあります。

甘くない話

 歳を取ると増えるという点では、前立腺肥大も前立腺がんも同じです。どちらも若者にはまず見られませんが、歳を取るほど増えてくる。「それ、はっきり言って老化でしょ。もう仕様がないじゃん。好きにやるから放っておいて」なんてね、身も蓋もないこと言う人がいるんですよ。

 でも心強いデータもありまして、いつもオフィスで口にしているものが前立腺がんの予防に良いことが分かりました。何だと思います、ほら、オフィスでたまにこぼしたりするでしょ、いや愚痴じゃなくて、じゃあ胃薬…あらあ、ストレスあんのねえ。

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