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森山紀之の「拝啓 これからがんになる皆様へ」

がんの告知と“魔の2週間”

誰もが現状を正しく認識できなくなる

 森山紀之=東京ミッドタウンクリニック健診センター長 常務理事

「生きるか、死ぬか」の二択に目を向けない

 ご家族には、「患者さんはものすごくわがままになります」と説明し、理解してもらえるように努めます。ですが、看病に疲れたパートナーに「おまえは俺が死ねばいいと思っているんだろう?」という投げやりな言葉をぶつけたりするのですから、ご家族はどれだけ苦しいことか。残念なことに、がんをきっかけに離婚をしたり、ご家族の絆が切れてしまったりするのは、場合によっては無理もないことなのかもしれません。


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