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石原良純の「日々是好転!ときどきカラダ予報」

恒例のお伊勢参りを無事完了 2022年が良い年でありますように

第89回 良き湯、良き酒と料理で、心と体も整えて

 石原良純

テレビ界きっての多趣味人で、博識の石原良純さん。50代で人生により磨きをかける日々の中で感じている、カラダのこと、天気のこと、そしてニッポンのこと。何事も前向きに生きれば、日々是好転! 20歳の時から毎年12月にお伊勢参りを続けてきた良純さん。今年は名古屋での収録後、温泉宿で一泊してからのお伊勢参りとなった。温泉で体を整え、美味しい食事と日本酒を堪能し、万事首尾よく進んでいたのだが、気づくと「あれれ」。それでも無事に、今年もお宮を巡ることができました。

お伊勢参りのついでに大人の寄り道

 12月は、僕のお伊勢参りの月。年の最後を飾る行事を始めたのは20歳の時だから、今年でちょうど40年目となる。

 今回は、名古屋でレギュラー番組の『データで解析!サンデージャーナル』(テレビ愛知)の収録を終え、そのまま伊勢へ向かうことにした。

 例年は伊勢市のビジネスホテルに泊まり朝一でお参りするところだが、今年はコロナの影響で朝8時半まで境内には入れない。番組のほうも収録が年末の一本録りなのでいつもより早く終わる。だから、伊勢に行く前にちょっと寄り道することにした。

 三重県、菰野町にある湯の山温泉は、いわば名古屋の奥座敷。ふらりと訪れ、温泉情緒を満喫できる市内から最も近い温泉郷だ。その湯の山温泉にある鹿の湯ホテルは、20年前からの僕の常宿だ。女将さんに頼み込み年末の忙しいなか、なんとか部屋を用意してもらった。

 この宿の楽しみは、柔らかなお湯ともう一つが美味しい食事だ。初めてロケでこの宿を訪れた時、先代の板長の腕に惚れ込んで常連さんの仲間入りをさせてもらった。今もその味を受け継いだ一番弟子が、しっかりと板場を守っている。

 駆け足で伊勢路を巡る僕のお参りは、いつもは一人旅だった。さすがに温泉宿でひとりぼっちの夕食はつまらない。番組の共演者のメッセンジャーの黒田有さんにお願いをしたら、付き合ってもらえることになった。大の大人の二人旅も、なんだか珍しいかもしれない。

雪を愛でつつ、柔らかい湯で体を“整える”

 近鉄特急で名古屋から四日市へ。そこから湯の山線に乗り換えて湯の山温泉駅を目指す。この日は、この冬一番の寒気が入っていた。鈴鹿山脈を越え、雪雲が太平洋側にも雪を降らせた。電車が四日市の市街からなだらかな坂を登って行くにつれ、辺りは雪景色に変わっていった。

名古屋から1時間ちょっとで、こんな雪国に到着
名古屋から1時間ちょっとで、こんな雪国に到着

 宿に着いたら、まずは風呂。昨今はサウナが一大ブームとなっているが、所詮は温泉に行けない時の代替品。温泉のほうが何倍も“整う”に決まっている。掛け湯をして内風呂で少し体を温めてから露天風呂へ。真っしぐらに雪の露天風呂に突き進むほど、もうすぐ還暦の僕はバカではない。

 露天風呂もすっかり雪に覆われて真冬の風情だ。雪帽子を被った枝から覗く椿の花が、ひときわ鮮明に赤く輝いて見えた。その背後には狭いV字谷の向こうに、四日市の街明かりが黄金色に輝いていた。温かいお湯に漬かりながら、頭は冷気に包まれる。目の前の景色をぼんやり眺めていると、体からドンドン疲れがにじみ出て行くのが分かる。

 火照った体に浴衣をまとったらメシ、メシ。子供ではないのだから、美味しそうな料理を目の前にしても、まずはビールで乾杯しよう。ビールをグビッとやったならば、次は日本酒だ。鈴鹿山脈を擁する三重県は、日本酒の名産地の一つに挙げられる。

 数ある銘柄の中から、この日選んだのは「作(ざく)」。今や東京でも名を知られた逸品だ。鈴鹿の酒は、鈴鹿山脈からの伏流水と伊勢平野の豊富な米で造られる。まさに、お伊勢参りの宴にふさわしい酒ではないか。

 そもそもお伊勢の神様は、美味しいものが沢山あるから伊勢の地を本拠地となされたそうだ。美味しいものを食べて、美味しい酒を飲んでお伊勢参りすることが正解に違いない。これまでのビジネスホテル泊まりの旅を反省した。

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