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石原良純の「日々是好転!ときどきカラダ予報」

お伊勢参りの朝は、人をちょっとだけ哲学者にする

第65回 12月が一番の狙い目! 37年連続で12月にお伊勢参り

 石原良純

 それにしても今年の暮れは暖かい。12月のお伊勢さんといえば、手袋とズボン下は必需品だったはず。でも今年は、準備してくる気さえおこらなかった。なにしろ前々日には、家の近くを半袖、半パンツでジョギングした。そのあと庭先で柔軟体操していたら、どこからともなく蚊が飛んで来た。今年の日本の気温は、観測史上最高を記録したとも聞く。

 参道を歩けば、境内の木々を揺らして北風が吹き抜けて来るのだが、今年の鈴鹿颪(おろし)はどうにも迫力がない。シベリア寒気団、頑張れと心に念じたくなる。

御長寿ドライバーの車で内宮へ

 外宮の参拝を終えたら約4キロ離れた内宮まではタクシー移動。伊勢のタクシードライバーで80歳越えの人が2人いるのだそうだ。偶然、そのおひと方の車に 乗車することになった。ちょっとセンターラインに寄り過ぎていているような気もしたが、御長寿ドライバーの車での参拝はめでたいことに違いない。

五十鈴川にかかる宇治橋の正面に立つ大鳥居。

 内宮は外宮よりも、ずっと賑やかだ。朝9時前にもかかわらず早くも駐車場は満杯。参道のおかげ横丁には人が溢(あふ)れていた。もちろん、直会(なおらい)は参拝のあと。宇治橋を渡って内宮の域内へ進む。

 五十鈴川を渡ればそこは神宮の聖域だ。いくつもの鳥居をくぐり抜け、巨木の森を進むのがお伊勢参りの醍醐味(だいごみ)の一つでもある。

 ただし、上等な革靴を履いてゆくと、砂利で靴底がギザギザになってしまう。滑りにくく、歩きやすい靴で行かれることをお勧めする。

 初めて伊勢神宮に行ったのは、小学校3年生の夏休み。1970年だから49年も前のことになる。森の木々も少しは成長したのだろうが、僕の目には半世紀前の森と今の森は同じに見える。それに比べて、僕自身は確実に年をとった。人は自然の中にほんのひと時、活かしてもらっただけ。お伊勢参りは、ちょっと哲学してしまう朝の散歩にもなる。

『ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会』(テレビ朝日)は12月31日夜6時スタート。4時間スペシャルです。(c)テレビ朝日

 無事にお参りも済んだし、お札も買ったし、家に帰るとしよう。まだ朝は早い。昨日の酒も若干、残っている。朝っぱら一杯ひっかけていくのもなんだろう。おかげ横丁には寄らずに真っ直ぐ帰ることにした。

 今年はいろいろあったけど、とにかく年の瀬を無事に迎えられた。今年最後の仕事は、『ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会』。今年は本当に一茂さんとよく御一緒したなぁ。

 来年が良い年でありますように。皆様、良いお年を。

石原良純さんの2020年の年賀状。2020年も引き続きよろしくお願いします。
石原良純(いしはら よしずみ)
俳優・気象予報士
石原良純さん 1962年1月15日生まれ。神奈川県逗子市出身。慶応義塾大学経済学部卒。テレビ、舞台、映画など幅広く活躍。趣味はマラソン。自宅から10キロ先の所属事務所まで走って通うことも。

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