屋根裏にあるクリスマスツリーを降ろして汗みどろ
過去、最大級のエルニーニョ現象。確かに、この秋はやたらと暖かい。今日の東京は、十月半ばの小春日和。開け放った窓から吹き込む風が心地良い。
先月の福岡ロケでは、スタッフが防寒用にとダウンのベンチコートを用意してくれていたのに、なんと最高気温二十八度の夏日。ダウンどころか、半袖半ズボンの陽気だった。
だが、朝晩の冷え込みが弱いから、冷たい北風に落ち葉が舞わないから、といって油断してはいけない。年の瀬はもうそこまで迫っているのだ。
昨日の休みには、季節外れの強い陽射しで熱気のたち込める屋根裏へクリスマスツリーを降ろしに登る。二、三度、梯子を登り降りするだけで汗みどろになってしまった。引越しを期に、ホームセンターで衝動買いしてしまった僕の背の高さほどの大型ツリー。少しでも長い期間、人目に触れさせなければ減価償却も妻の怒りも収まらない。
テレビで年賀状の新作発表が恒例に
そろそろ年賀状の準備もしなければ。ここ数年、なぜか『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、マツコ・デラックスさんや村上信五クンに番組内で新作を発表するのが恒例となっている。
新年に届くはずの年賀状を、旧年中にテレビで発表するというのも不思議な気はするが、これで年賀状を出す人が少しでも増えるのならば良しとしよう。メールも電話もいいが、年に一度くらい想いを筆にしたためるというのも乙なものだ。
ところが、この年賀状に託した僕の想いがなかなか人には伝わらないようだ。僕はその年に出会い感動した場面を一枚の写真にして送る。しかし、僕の想い入れのある写真も、年賀状を受け取る側にとっては、“意味不明”としか映らないようだ。