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石原良純の「日々是好転!ときどきカラダ予報」

夏の3カ月に3つの健康トラブル 分かりました、自重します

第85回 コロナ禍のもと露呈した「長年の不摂生の影響」

 石原良純

虫に刺されたのかと思ったら、まさかの帯状疱疹でした。
虫に刺されたのかと思ったら、まさかの帯状疱疹でした。

 皮膚科医の妻に見てもらうと診断がひと目で出た。帯状疱疹

 マジ?

 加齢などによる免疫力低下が原因。疲労やストレスなども発症のきっかけになるのだと。おいおい、走り過ぎ、飲み過ぎが原因ということか。確かに発症前の数日間、睡眠が浅くなり、夜中に目が覚めていた。それは疲れ過ぎのサインだったのかもしれない。

左足の親指から広がる妙な気配、その正体は…

 それから1カ月、酒量を控え、ゴルフの後のジョギングなどの暴挙を控えおとなしく暮らしていた。

 ところが、控え目に走り終えて、控え目に酒を飲んでソファーに寝転びテレビを観ていたある夜のこと、ボワーンと左足の親指から広がる妙な気配を僕はキャッチした。ジョギング中に軽く足を痛めたのだろうと気にも留めずに就寝したが、夜中に左足のボワーンはズキーンに変化した。寝返りを打つと、左足の親指が布団に触れるたびにズキーンと痛みが走り、おちおち寝てはいられない。そろりそろりと夜明けを待つことにした。

尿酸はうまく押さえ込んだつもりでいたのに、まさかの痛風。
尿酸はうまく押さえ込んだつもりでいたのに、まさかの痛風。

 妻の診断。痛風

 マジ?

 尿酸が関節のなかで結晶となってたまって、関節に激しい痛みを起こす。

 そんなこと今さら説明されなくても知っている。延々と僕と尿酸の戦いは続いてきたのだから。この30年間、尿酸値は7から8を上下していた。しかし、最大でも9に達したことはない。その上、ここ最近は6前半まで下がっていたのだ。危険水域は脱していたとばかり思っていたのに、僕にとってはまさかの発症だった(編集部注:尿酸値が7.0mg/dL以上だと高尿酸血症と診断される。その代表的な合併症が痛風発作)。

 長年の尿酸の蓄積、肉の多い食生活。何より酒量の多さ。なのに甘い物も大好物。過度な運動による脱水。これだけ条件がそろえば仕方がないと妻は人の不幸を冷たく笑った。

 それから1カ月。酒量を控え、過激な運動を控え、甘い物を控え、水をたくさん飲んでいたある日のこと。足元のゴルフボールを拾おうと不自然に少し横にスライドした瞬間に腰に激痛が走った

ついにはギックリ腰まで…。
ついにはギックリ腰まで…。

 妻の診断を仰ぐまでもない、ギックリ腰

 マジ?

 また、やってしまった。4~5年周期でやって来るあの面倒臭いやつだ。前回は、4年前。マラソンの練習のし過ぎで、夜間、寝ているあいだに発症した。その瞬間の動作よりも、結局は過度に体を使い過ぎて、最終的に何かの拍子にギックリといくようだ。やっぱり、僕の場合は飲み過ぎ、運動のし過ぎだったということにつきる。

 夏の3カ月に、3つの成人疾患。分かりました、分かりました、自重します。

 僕は残りの夏を、糖分ゼロの黒糖焼酎で過ごすことに決めた。それも12度と度数のうんと低いヤツ。ソーダで割って宮崎産のへベス(編集部注:宮崎県特産の柑橘類)をギュッと搾り込めば、これぞ真夏の飲み物だ。

 まだしばらく、夏の日々が続きそうだ。

暑い日の冷たいシュワシュワ、最高です。
暑い日の冷たいシュワシュワ、最高です。
石原良純(いしはら よしずみ)
俳優・気象予報士
石原良純(いしはら よしずみ) 1962年1月15日生まれ。神奈川県逗子市出身。慶應義塾大学経済学部卒。テレビ、舞台、映画など幅広く活躍。趣味はマラソン。自宅から10キロ先の所属事務所まで走って通うことも。

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