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石原良純の「日々是好転!ときどきカラダ予報」

「うわぁ、やっちまったぜ」 夏の終わりに全治2カ月の大けが

第73回 生垣の手入れをしていたら、グラリと脚立が揺れて…

 石原良純

熱中症の危険にジョギングは自粛

 酷暑の8月第2週の月曜日。陽が高く上らぬ前に走ってしまおうと、『モーニングショー』の生放送終わりにテレビ朝日から家まで走って帰ることにした。気温はすでに30度は超えていても、街角の日陰を選んで走っていけば暑さも凌げると考えた。

 実際に走ってみると、日陰と日なたでは全く気温の体感が違う。真夏の陽射しを脳天から受けると、たちまち体が溶けていくような気がしてくる。僕は陽射しを避けて、ひたすら日陰の路地を探し、日陰側の歩道を選んで目的地を目指す。

 しかし、午前10時を過ぎると街の日陰はどんどん小さくなっていく。熱伝導率の高いアスファルトに覆われた街の気温はグングンと上がっていく。どうにか家にはたどり着いたもののこれは明らかに熱中症の危険域。その日から日中のジョギングは自粛することに決めた。

 となると時間が余ってしまう。なにしろ仕事は以前に比べ6割といったところ。地方での仕事がないものだから移動時間がほとんどない。その結果、やたらと時間に余裕のある日々だ。

 何をするでもなく、リビングのソファでゴロゴロしていると、窓の外に我が家の生垣が目に入った。見ればレッドロビンの枝先が、チョマチョマと不ぞろいに伸びているではないか。自慢の電動式植木カッターで切りそろえてやることにした。

不ぞろいに伸びている生垣を手入れしようと思ったばかりに…。

 脚立を立てて手を高く伸ばせば、丁度、生垣の天辺にカッターの刃が届く。ガタガタガタガタ、バリバリバリバリと小気味良く伸びた枝先が前後左右に倒れていく。なるべく生垣の天辺が水平になるように気をつけながらカッターを動かした。

 脚立を移動し、再び作業を始めようとした時に悲劇は起こった。

 グラリと脚立が揺れて、右奥の脚立の足が土の地面にゆっくりとめり込んで行く。グワーンとゆっくり脚立は傾く。ポイと電動カッターを放り投げ、ヒョイと脚立から飛び降りれば何の問題もなかったろう。実際にその余裕があった。

 そこで僕は考えた。すぐ横には、今年は特に数多くの実がなって家族皆で楽しみにしているみかんの木がある。こいつに迷惑をかけるワケにはいかない。そしてもう一つ気になったのが、ステンレス製の庭燈。ピョンと飛べば、ちょうど絶妙な高さで足が引っかかるかもしれない、ならば、脚立ごとゆっくり倒れてしまった方が、怪我しないかもしれないと。

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