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石原良純の「日々是好転!ときどきカラダ予報」

オープンカーで第三京浜を駆け、目指すは湘南

第59回 僕の今年の夏が始まった

 石原良純

初夏の浜辺でお勧めなのは「ビーチジョギング」

 エンストせずに逗子のお寺に到着し、無事にお墓参りを終えた僕は、海に挨拶しに海岸に足を伸ばすことにした。なにしろ、僕にとって海は遊びに行く場所ではない、帰ってくる場所なのだから。しかし、これも昭和テイストの思い込みなのかもしれない。

 この日の晴天は、大陸生まれの高気圧がグッと梅雨前線を押し下げてくれたおかげ。乾いた空気のおかげで、相模湾の向こうに、伊豆半島の山並みがクッきりと見える。富士山も頭は雲に隠れているものの、その雄姿を見せてくれた。

好天の日曜日とあって逗子海岸には多くの人が。

 日本の東の海上では、前線上の低気圧がそこそこ発達しているものだから、海岸は波も高く、風も強い。日曜日の人出と相まって、浜全体がやたらとザワついている。

 なるほど見回せば、浜にはたくさんの工事車両が乗り入れている。海開きを目前に、海の家の建設工事が急ピッチで進むのも、浜をザワつかせている。

 せっかく、海へやって来たのだから、やっぱりマリンスポーツを楽しまなければ。なにも、ヨットやサーフボードがなくても海は楽しめる。シャベルを持っての穴掘りも僕のお勧めだが、人出が多くザワつく浜では遠慮しておいたほうがよいかもしれない。

 そこで、この季節の僕のお勧めは、ビーチジョギング。砂浜を走るのにジョギングシューズなんていらない。裸足で波打ち際を走る。波打ち際の濡れた砂はしまっている。足をとられることもない。波が打ち上げて来たら陸側へ。波が引いたと思ったら海側へ。波の大きさを見極めながら、クネクネと砂浜をひた走る。

波打ち際の砂はしまっているので、走っても足をとられることはない。

 肌を射す陽の光と頬を打つ潮風にすっかり気分が良くなって、足元を波に洗われても大丈夫。もとからシューズを履いていないのだから。

 この時期の海水は砂浜の暑さと比べて、思っている以上に冷たい。足から伝わるこの冷たさが、ジンわりと汗がしみはじめた体に心地よい。一度、波の中に突入してしまったら、覚悟を決めて走り続ける。ジャブジャブと波を蹴立てて走れば、パンツもTシャツもビッショビショ。気持ち良いやら、冷たいやら。初夏の浜辺を満喫できること間違いない。

 全身ズブ濡れになってしまったら、もう面倒臭い。波に向かって飛び込んでしまえばいい。

 ワーッ、塩っぱい。目にも口にも海の水がしみる。これが僕の、今年の夏の始まりだ。

石原良純(いしはら よしずみ)
俳優・気象予報士
石原良純(いしはら よしずみ) 1962年1月15日生まれ。神奈川県逗子市出身。慶応義塾大学経済学部卒。テレビ、舞台、映画など幅広く活躍。趣味はマラソン。自宅から10キロ先の所属事務所まで走って通うことも。

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