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石原良純の「日々是好転!ときどきカラダ予報」

石原良純 自宅のテントに泊まって“野生の勘”を取り戻す

第33回…GWは庭先でアウトドアを満喫

 石原良純

五月晴れの下、娘・舞子は日焼けで赤顔に

 一年間、梱包されたまま玄関と階段下に放置されていた厄介者が片付くとあって、奥さんは喜んではくれる。でも、手伝ってはくれない。良将は、寝冷えしたとかで元気がない。舞子だけが、ダンボールの中から次々と飛び出す見慣れぬ部品に興味を持ったのか、珍しく自ら手伝いを名乗り出てくれた。

 小学校6年生の女子は、非力であるが口やかましい。僕が取り扱い説明書の解読に手間どっていると、勝手に僕の部屋からiPadを持ち出して、取説動画をYouTubeから探り出す。フム、フムと一人勝手に頷いて、僕に向かって、あーだ、こーだと指図しはじめた。

 確かに、中学2年の良将と男二人で説明書を斜め読みしていい加減に組み立てるより、上手に、かつ早く組み立てられていく。それでも、試行錯誤を繰り返し、3時間がかりでようやくテントは完成した。

 説明書やビデオが不親切なのか。それとも、アウトドア初心者の僕等の技量が余りにも劣っていたのか。ただ、確かなのは、風の強い日に二人で山でテントを張ろうとしたなら、テントと共に舞子が飛んで行ってしまうこと。

 でも、舞子が本当に不幸に見舞われたのは、二日後のことだった。外ロケの多い僕が赤顔なのは今に始まったことではないが、フト舞子を見れば、彼女の顔も赤顔。五月晴れの下、三時間のテント張りで彼女もすっかり日焼けしてしまった。

 日焼けした芸能人は、松崎しげるさんや梅宮辰夫さんを筆頭に珍しくはない。しかしバレリーナは、色白と相場が決まっている。舞子が“デヘヘ、まずった”と笑えば前歯が白く光る。きっとバレエ教室で叱られるのだろう。

 完成したテントは、思っていたよりかなり大きい。庭いっぱいに広がって、つつじの植え込みを踏みつぶしていた。それでも、四方向に開口部があり風通しは良い。開口部には全て網戸も付いている。暑さ対策も、虫除け対策もぬかりなく、テントは夏でも快適に過ごせるのかもしれない。

 テントが出来上がったら、次は寝袋だ。さっそく寝袋を持ち出して、テントの中でくるまってみる。舞子と二人で転がる様は、いも虫ゴロゴロ。寝袋のチャックを閉めてテントを中から見上げれば、気分はすっかり軽井沢。束の間、東京にいることを忘れてしまう。

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